革製品の用語『フレーム』とその種類

革製品の用語『フレーム』とその種類

革製品を知りたい

革製品の用語である『フレーム(口金つきハンドバッグなどに使用される鉄又は真鍮製の金属枠。口金又は口金枠ともいう。木又はプラスチックで作られる場合もある。枠の型はさまざまだが、一般に断面が「コの字型(=角溝)」「丸型(=丸溝)」「貝型(=貝溝)」などの溝を持ち、バッグの上端が溝に添って差し込まれ、固定される。また溝の向きによって、「立溝<たてみぞ>」「横溝<よこみぞ>」「天溝<てんみぞ>(開口部が上向きのもの)」などに区別される。枠全体の型としても種類は多く、「角<かく>型」「角丸<かどまる>型」「くし(櫛)型」「中<なか>くぼ型」などがある。通常、枠は二本一組で使われ、二本の枠の下端同志が「車ぎし」と呼ばれるリベットで接続され、扇型に開閉する機能を持つ。また、中央に留め具、コーナー附近に手ひもを固定するための手環<てかん>などが設置され、最終的に金、クロム、ニッケルなどのめっきが施され、口金として完成する。枠の一部又は全体に革を巻くか、貼りつけて、装飾効果を高める(革まき、革ばり)場合もある。)』の意味を教えてください。

革製品の研究家

フレームとは、口金つきハンドバッグなどに使用される、鉄または真鍮製の金属枠のことだよ。木やプラスチックで作られる場合もあるんだ。

革製品を知りたい

フレームの型には、どのような種類があるんですか?

革製品の研究家

断面の形で、「コの字型」「丸型」「貝型」などがあるんだ。溝の向きで、「立溝」「横溝」「天溝」などに分かれるよ。枠全体の型も、「角型」「角丸型」「くし型」「中くぼ型」など、たくさんあるんだ。

フレームとは。

革製品の用語「フレーム」とは、口金付きハンドバッグなどに使用される金属製の枠のことです。口金や口金枠とも呼ばれます。素材は鉄や真鍮が一般的ですが、木やプラスチックで作られる場合もあります。

フレームの形状はさまざまで、断面が「コの字型(角溝)」「丸型(丸溝)」「貝型(貝溝)」などの溝を持つものが多く見られます。バッグの上端はこの溝に沿って差し込まれ、固定されます。また、溝の向きによって、「立溝」「横溝」「天溝(開口部が上向きのもの)」などに区別されます。

フレーム全体の形状も種類が多く、「角型」「角丸型」「くし(櫛)型」「中くぼ型」などがあります。通常、フレームは二本一組で使われ、二本のフレームの下端同士が「車ぎし」と呼ばれるリベットで接続され、扇型に開閉する機能を持ちます。

また、中央に留め具、コーナー附近に手ひもを固定するための手環などが設置され、最終的に金、クロム、ニッケルなどのメッキが施され、口金として完成します。

枠の一部又は全体に革を巻くか、貼りつけて、装飾効果を高める場合(革巻き、革張り)もあります。

フレームとは何か?

フレームとは何か?

フレームとは、革製品の構造を支えるために使われる部材のことです。
財布やバッグなどの革製品には、外側と内側を縫い合わせる必要がありますが、その際に強度や耐久性を確保するために、フレームが使用されます。
フレームには、金属製のものと樹脂製のものがあり、金属製のフレームは強度と耐久性に優れていますが、樹脂製のフレームは軽量で柔軟性があるという特徴があります。
フレームの形状は、革製品のデザインに合わせて様々ですが、一般的なフレームには、L字型、U字型、C字型があります。
L字型は、革製品の角を補強するために使用され、U字型は、革製品の側面を補強するために使用され、C字型は、革製品の底面を補強するために使用されます。

フレームの種類

フレームの種類

-フレームの種類-

フレームの種類は、大きく分けて3つあります。

-① フルフレーム-

フレームが革製品の全体を覆うように作られているタイプです。最も強度が高く、耐久性に優れています。

-② ハーフフレーム-

フレームが革製品の一部を覆うように作られているタイプです。フルフレームよりも強度や耐久性は劣りますが、軽量で持ち運びが楽です。

-③ ノーフレーム-

フレームがなく、革製品が直接縫製されているタイプです。最も軽量で、持ち運びが楽ですが、強度や耐久性は劣ります。

それぞれのフレームには、それぞれメリットとデメリットがあります。ご自身の用途や目的に合ったフレームの革製品をお選びください。

フレームの用途

フレームの用途

革製品の用語『フレーム』とその種類

革製品には、さまざまな部分に「フレーム」と呼ばれるパーツが使われています。フレームとは、形状を保つために革を補強するパーツのことで、バッグや財布、靴など、さまざまな製品に使用されています。

フレームの用途

フレームには、さまざまな用途があります。まず、バッグや財布などの形状を保つという用途があります。革は、柔らかくてしなやかな素材のため、そのまま使用すると形が崩れやすくなります。そこで、フレームを使うことで、バッグや財布の形状を保つことができます。

また、フレームには強度を上げるという用途もあります。革は、強度のある素材ですが、そのまま使用すると、重い荷物を載せたり、強い力がかかったりすると破損する可能性があります。そこで、フレームを使うことで、バッグや財布の強度を上げることができます。

さらに、フレームにはデザイン性を高めるという用途もあります。フレームは、さまざまな素材や形状で作られているため、バッグや財布のデザイン性を高めることができます。例えば、金属製のフレームを使えば、バッグや財布に高級感を持たせることができます。

フレームの製造工程

フレームの製造工程

フレームの製造工程

革製品のフレームは、主に「本革」「合皮レザー」「人工皮革」の3種類があります。本革は、牛、豚、羊などの動物の皮をなめして作られたものです。合皮レザーは、ビニールやポリエステルなどの合成樹脂を革の質感に加工したものです。人工皮革は、植物繊維や化学繊維を革の質感に加工したものです。

革製品のフレームの製造工程は、大きく分けて3つあります。まず、皮革を裁断してパーツごとに切り出します。次に、切り出したパーツを縫製して組み立てます。最後に、組み立てたフレームに金具や持ち手を取り付け完成です。

本革フレームの製造工程は、合皮レザーや人工皮革フレームの製造工程よりも複雑で、高度な技術が必要です。その分、本革フレームは合皮レザーや人工皮革フレームよりも高価になります。

フレームの装飾

フレームの装飾

フレームの装飾

フレームの装飾は、革製品のデザインに個性と美しさをもたらす重要な要素です。フレームには、さまざまな装飾技術が施されることがあり、その中でも特に人気が高いのが、ステッチング、刻印、コンチョなどです。

ステッチングは、革の端を糸で縫い合わせることで、フレームに装飾を施す技法です。 ステッチングには、さまざまなパターンや色があり、革製品のデザインに合わせて選択することができます。

刻印は、革に模様や文字を刻み込むことで、フレームに装飾を施す技法です。刻印には、さまざまなデザインやサイズがあり、革製品のデザインに合わせて選択することができます。

コンチョは、金属や革で作られた小さな装飾品で、フレームに装飾を施すために使用されます。コンチョには、さまざまなデザインや色があり、革製品のデザインに合わせて選択することができます。

これらの装飾技術を組み合わせることで、フレームに個性と美しさをもたらすことができます。革製品のデザインを考える際には、フレームの装飾についても考慮し、全体のバランスを整えることが大切です。

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