樹脂鞣しとは?その特徴と種類を解説

樹脂鞣しとは?その特徴と種類を解説

革製品を知りたい

革製品の用語『樹脂鞣し』について教えてください

革製品の研究家

はい、樹脂鞣しとは、尿素やメラミンなどの樹脂を用いて皮を鞣す方法です。トリメチロールメラミンをピックル皮に完全に浸透させた後、樹脂の縮合を促進するために酸処理を行い、さらにポリメタアクリル酸で処理します。

革製品を知りたい

樹脂鞣しの特徴は何ですか?

革製品の研究家

樹脂鞣しは、コシがあり、硬く丈夫な革に仕上がることが特徴です。また、染色性や耐水性に優れており、バッグや靴などの製品によく用いられます。

樹脂鞣しとは。

「樹脂鞣し」とは、皮革を尿素またはメラミン系樹脂でなめす方法です。例えば、トリメチロールメラミンをピクルス皮に浸透させ、酸処理とポリメタアクリル酸処理を施すことで、樹脂を縮合させます。現在では、ポリマーによる革の充填効果を目的とした鞣しも含まれます。

樹脂鞣しの特徴

樹脂鞣しの特徴

樹脂鞣しとは、動物の皮を樹脂を使ってなめす方法のことです。樹脂鞣しには、皮の柔軟性や耐久性、耐水性を高めるという特徴があります。また、樹脂鞣しは、クロム鞣しなどの他のなめし方法に比べて、環境負荷が低いという特徴もあります。

樹脂鞣しには、合成樹脂と天然樹脂の2種類があります。合成樹脂は、石油を原料とした樹脂で、天然樹脂は、植物や動物を原料とした樹脂です。合成樹脂は、天然樹脂よりも安価で、大量生産に向いています。天然樹脂は、合成樹脂よりも高価ですが、環境負荷が低く、皮の風合いを損ないません。

樹脂鞣しの種類

樹脂鞣しの種類

樹脂鞣しには、大きく分けて2つの種類があります。一つは、天然樹脂を用いる方法で、もう一つは、合成樹脂を用いる方法です。

天然樹脂鞣しでは、松脂やアカシア樹脂などの天然樹脂を溶剤に溶かして鞣しを行う方法です。天然樹脂鞣しは、古くから行われており、革に柔軟性と耐水性を与えることができます。しかし、天然樹脂鞣しは、合成樹脂鞣しに比べてコストが高く、また、鞣し時間が長いというデメリットもあります。

一方、合成樹脂鞣しでは、ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂などの合成樹脂を溶剤に溶かして鞣しを行います。合成樹脂鞣しは、天然樹脂鞣しに比べてコストが安く、また、鞣し時間が短いというメリットがあります。しかし、合成樹脂鞣しは、天然樹脂鞣しに比べて革の柔軟性が劣るというデメリットもあります。

トリメチロールメラミンによる樹脂鞣し

トリメチロールメラミンによる樹脂鞣し

トリメチロールメラミンによる樹脂鞣しは、トリメチロールメラミンを鞣剤として使用し、革の繊維と化学的に結合させる方法です。この鞣し方法は、革に柔らかく、滑らかな手触り、耐久性、耐熱性、耐薬品性などの特性を与えることができます。また、トリメチロールメラミンは、発泡性能にも優れているため、この樹脂鞣しを用いることで発泡皮革を製造することができます。発泡皮革は、通常の皮革よりも軽量で、クッション性にも優れており、自動車の内装や家具など様々な用途に使用されています。

ポリマーによる樹脂鞣し

ポリマーによる樹脂鞣し

ポリマーによる樹脂鞣しは、鞣しの過程で天然皮革の主成分であるコラーゲン繊維に合成樹脂を結合させることで行う鞣し方法です。ポリマー鞣しと樹脂鞣しは同じものを指しています。樹脂鞣しは、1950年代に開発され、現在では合成樹脂の開発が進み、さまざまな種類のポリマーを利用した樹脂鞣しが行われています。

樹脂鞣しは、クロム鞣しや植物鞣しに比べて、鞣し時間が短く、より迅速に行うことができます。また、樹脂鞣しは、鞣し後の革が柔軟で、耐熱性や耐水性に優れているという特徴があります。そのため、樹脂鞣しは、バッグやシューズ、アパレルなどの様々な革製品に使用されています。

樹脂鞣しの種類としては、以下のものがあります。

・フェノール樹脂鞣し
・アクリル樹脂鞣し
・ウレタン樹脂鞣し
・エポキシ樹脂鞣し
・シリコン樹脂鞣し

それぞれの樹脂によって、革の特性が異なるため、用途に合わせて使い分けることができます。

樹脂鞣しのメリットとデメリット

樹脂鞣しのメリットとデメリット

樹脂鞣しのメリットとデメリット

樹脂鞣しには、他のなめし方法にはないメリットとデメリットがあります。

メリット

* 均一性樹脂鞣しは、革の厚み全体に均一に浸透するため、均一な外観と手触りが得られます。
* 耐久性樹脂鞣しされた革は、摩耗や汚れに強く、長持ちします。
* 耐水性樹脂鞣しされた革は、水や汚れに強く、防水スプレーなどで処理をすればさらに耐水性を高めることができます。
* 安価樹脂鞣しは、他のなめし方法よりも安価なため、幅広く使用されています。

デメリット

* 硬さ樹脂鞣しされた革は、他のなめし方法で仕上げられた革よりも硬くなる傾向があります。
* 通気性の悪さ樹脂鞣しされた革は、通気性が悪いため、蒸れやすいというデメリットがあります。
* 環境への影響樹脂鞣しの製造過程では、有害な化学薬品が使用されるため、環境への影響が懸念されています。

タイトルとURLをコピーしました