革製品の用語『にべ』とは?

革製品の用語『にべ』とは?

革製品を知りたい

先生、『にべ』って革製品の用語ですよね?

革製品の研究家

そうだね。『にべ』は、皮のトリミング屑やフレッシング屑のことだよ。原皮からのものを生にべ、石灰漬け後のものを石灰にべというんだけど、分割(スプリッティング)作業を2回行う場合に、最初の分割で発生するにべを下にべ、次の分割で発生するにべを上にべとして区分する場合もあるんだ。

革製品を知りたい

じゃあ、生にべと石灰にべは使い道が違うんですか?

革製品の研究家

そうだね。生にべは主に牛脂を抽出し、セッケン材料などとして利用するんだ。残さは肥料や飼料になるよ。石灰にべの上にべは、主にゼラチンやにかわの原料として利用されているんだよ。

にべとは。

革製品の用語である「ニベ」とは、皮のトリミング屑やフレッシング屑のことです。

原皮からのものを「生ニベ」、石灰漬け後のものを「石灰ニベ」と呼びます。

しかし、分割(スプリッティング)作業を2回行う場合に、最初の分割で発生したニベを「下にべ」、次の分割で発生したニベを「上にべ」として区分する場合もあります。

生ニベは主に牛脂を抽出し、石鹸材料などにします。残さの部分は肥料や飼料とします。

石灰ニベと上にべは、主にゼラチンやにかわの原料として利用されています。

革製品の用語『にべ』とは?

革製品の用語『にべ』とは?

革製品の用語『にべ』とは?

革製品の用語『にべ』とは、革のなめし工程で使用する薬剤のことです。 主に貝灰を使用していることから『にべ』と呼ばれるようになりました。革をなめす作業は皮革を長く使用するための大切な工程であり、皮革に薬剤を染み込ませることで耐久性や強度、柔軟性を向上させることができます。

にべの種類

にべの種類

にべの種類

にべにはさまざまな種類があり、それぞれの特徴や用途が異なります。代表的なにべの種類としては、以下のようなものがあります。

・吟味(ぎんみ)
吟味は、にべの表面を研磨して滑らかにしたものです。キズが目立ちにくく、美しい光沢があるのが特徴です。主に高級な革製品に使用されます。

・スムース
スムースは、にべの表面に薬剤を塗布して仕上げたものです。吟味よりもキズが目立ちやすく、光沢も弱くなりますが、柔らかくしなやかな手触りが特徴です。主に財布やバッグなどの小物に使用されます。

・ステア
ステアは、成牛の革を加工したものです。厚みがあり、丈夫なのが特徴です。主に靴やカバンなどの耐久性が求められる製品に使用されます。

・カーフ
カーフは、仔牛の革を加工したものです。柔らかく、滑らかな手触りが特徴です。主に高級な財布や靴などに使用されます。

・キップ
キップは、生後6カ月~1年未満の牛の革を加工したものです。ステアよりも柔らかく、カーフよりも丈夫なのが特徴です。主にバッグやソファなどの製品に使用されます。

にべの用途

にべの用途

革製品の用語である「にべ」は、原皮のコラーゲン線維を圧着させて平面的に接着することで、本来よりも大きな面積の革を作り出すことです。この接着剤は主に、ポリウレタンやラテックス、ポリ酢酸ビニルなどから作られています。用途は主に、革靴やカバン、財布などの小物革製品の製造です。また、自動車の内装や家具の張地にも使用されています。このように、にべは、革製品の製造に欠かせない技術です。

にべのメリット

にべのメリット

にべは、革製品の用語であり、革の繊維を密に織り上げた仕上げのことです。この仕上げは、革に強度と耐久性を与え、水や汚れをはじきやすくします。にべは、牛革や豚革など、さまざまな種類の革に使用することができます。

にべのメリットは、その強度と耐久性にあります。にべは、革の繊維が密に織り込まれているため、引っかき傷や擦り傷に強く、長持ちします。また、水や汚れにも強く、雨の日でも安心して使用することができます。さらに、にべは、革本来の風合いを楽しむことができるため、長く愛用することができます。

にべのデメリット

にべのデメリット

にべのデメリット

にべは革製品の素材として高く評価されていますが、いくつかのデメリットもあります。一つ目は、他の革と比較して高価であることです。これはおそらく、にべが希少な素材だからでしょう。二つ目は、にべは他の革よりも繊細であることです。にべ製品はより慎重に使用・保管する必要があります。最後に、にべは水に弱いというデメリットがあります。にべ製品を水に濡らさないように注意する必要があります。

にべは高級で丈夫な素材ですが、そのデメリットを認識しておくことが重要です。これらのデメリットを理解することで、にべ製品をより長く、より効果的に使用することができます。

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