がり皮とは?革製品業界の用語を解説

革製品を知りたい
革製品の用語『がり皮(皮膚病あるいは栄養失調などで銀面が粗い状態の皮(革)をいう。)』の意味を教えてください。

革製品の研究家
がり皮とは、皮膚病や栄養失調のために銀面が粗くなってしまった革のことです。銀面とは、革の内側にある毛穴の跡が残っている面のことです。がり皮は、銀面の毛穴が大きく開いていたり、シワや傷があったりすることが特徴です。

革製品を知りたい
がり皮は、革製品の品質にどのような影響を与えるのでしょうか?

革製品の研究家
がり皮は、革製品の強度や耐久性を低下させることがあります。また、がり皮は汚れや水分を吸いやすいため、革製品の見た目を損なうこともあります。
がり皮とは。
皮革業界でよく使われる専門用語である「がり皮」とは、皮膚病や栄養失調などの理由によって、皮(革)の表面(銀面)に粗い状態が現れていることを指します。
がり皮とは?

がり皮とは、革製品業界で革の仕上げの段階で出る、革の表面に近い部分を削ったもののことです。革には毛が密に生えている側(銀面)と、柔らかい毛が生えていない側(床面)の2つの面があります。
銀面はそのまま革製品に使用されることが多いですが、床面はそのままでは見た目が悪いため、別の素材で覆うか、革の銀面を床面側に貼り付けて使用されます。
がり皮とは、革を調整する際に床面を削り落とした部分のことを指します。
がり皮の種類

がり皮の種類
がり皮には、いくつか種類があり、それぞれに特徴があります。
植物性がり皮
植物性がり皮は、植物の皮をなめして作られたがり皮です。牛革よりも軽く、柔らかいのが特徴です。近年では、サスティナブルな素材として注目されています。
合成がり皮
合成がり皮は、石油を原料として作られたがり皮です。本革と比べて価格が安価で、軽く、耐久性にも優れています。
再生がり皮
再生がり皮は、本革の端材をリサイクルして作られたがり皮です。本革と同じような風合いがありながら、価格が安価で、環境に優しい素材です。
がり皮の製造方法

がり皮とは、革製品業界で用いられる用語であり、動物の革を加工する際に生じる副産物です。
主に、牛や豚などの皮をなめす工程で、表皮と真皮を分離する際にできる薄い皮のことです。
がり皮は、表皮と真皮の間に存在するコラーゲン繊維が主成分のため、丈夫で柔軟性のある素材です。
また、表面がなめらかで光沢があり、様々な染色や加工が可能なため、装飾品や小物などの革製品の素材として重宝されています。
がり皮の製造方法は、まず、動物の皮をなめす工程から始まります。
なめしとは、動物の皮に化学薬品や酵素を作用させて、腐敗を防ぎ、耐久性を高める加工のことです。
なめしの工程で、表皮と真皮を分離するために、専用の機械や薬品を用いて、皮を薄く剥ぎ取ります。
このとき、表皮と真皮の間に残ったコラーゲン繊維が、がり皮として回収されます。
がり皮は、回収された後、洗浄や染色などの加工を経て、革製品の素材として使用されます。
がり皮は、その丈夫さと柔軟性から、財布やバッグ、靴などの小物や装飾品の素材として適しています。
また、表面がなめらかで光沢があるため、様々な染色や加工が可能で、様々なデザインの革製品を製造することが可能です。
がり皮の用途

がり皮は革製品業界でよく使われる用語ですが、一般的にはあまり知られていません。これは、革の製造工程で生じる副産物であり、革の表面にできる薄皮のことです。がり皮は、革の表面を滑らかにするために使用され、また、革の強度を高めたり、革の柔軟性を向上させたりするためにも使用されます。
がり皮は、革の製造工程で革をなめした後に、革の表面を削ることで得られます。この削り取ったものががり皮であり、主に牛革や豚革などの動物の革から作られます。がり皮の厚さは、革の製造工程によって異なりますが、一般的には0.1mm~0.3mm程度です。
がり皮は、革製品の製造に欠かせない材料です。主な用途は、革の表面を滑らかにすることですが、がり皮は、革の強度を高めたり、革の柔軟性を向上させたりするためにも使用されます。また、がり皮は、革製品の表面に装飾を施すためにも使用されます。
がり皮のメリットとデメリット

がり皮のメリットとデメリット
がり皮を使用するメリットとしては、まず、その素材の丈夫さが挙げられます。なめし加工された革は非常に丈夫で、長年使用しても劣化しにくいという特徴があります。また、がり皮は表面に凹凸がなく、滑らかで美しい見た目であることもメリットの一つです。さらに、がり皮は水や汚れに強く、お手入れも簡単です。
一方、がり皮を使用するデメリットとしては、まず、その価格の高さがあります。がり皮は他の革素材に比べて高価なことが多いです。また、がり皮は硬く、加工が難しいという特徴もあります。そのため、がり皮を使用した製品は、他の革素材を使用した製品に比べて高価になる傾向があります。さらに、がり皮は表面に凹凸がないため、傷が付きやすいというデメリットもあります。
