
革製品の用語『酸化脱毛』とは?
酸化脱毛とは、革製品の表面が酸化して毛羽立ってしまう現象のことです。革製品は、動物の皮を加工して作られますが、その加工過程で革の表面には細かい毛穴が残っています。これらの毛穴は、空気中の酸素や湿気と触れることで酸化し、毛羽立ってしまいます。毛羽立ってしまった革製品は、見た目が悪くなるだけでなく、触り心地も悪くなります。また、毛羽立っている部分から革が破れてしまうこともあります。
酸化脱毛を防ぐためには、革製品を直射日光や湿気の多い場所に長時間放置しないことが大切です。また、革製品に汚れが付着した場合は、すぐに柔らかい布やブラシで汚れを落とすようにしましょう。革製品の汚れを落とす際は、水や洗剤を使用しないように注意してください。水や洗剤を使用すると、革製品が硬くなったり、変色したりすることがあります。革製品の汚れを落とす際は、専用のクリーナーを使用するのがおすすめです。