
革の基礎知識:ピックル皮とは
革の基礎知識ピックル皮とは
ピックル皮とは
ピックル皮とは、皮革製造工程において、石灰漬けや脱毛などの前処理後に、塩酸などの酸性溶液に浸けて酸性状態にした皮のことです。
ピックル液に漬け込むことで、皮のphを中性から酸性にすることができます。これにより、コラーゲンの変性や収縮を防ぎ、皮を柔らかくしなやかにすることができます。
また、ピックル液に含まれる塩は、皮の水分を吸収して保つ働きがあり、皮の乾燥を防ぐことができます。
ピックル加工は、皮革製造工程において重要な工程であり、皮の品質に大きな影響を与えます。