革製品の用語『ろう引きワックス』の意味とは?
革製品を知りたい
先生、革製品の用語『ろう引きワックス』について教えてください。
革製品の研究家
ろう引きワックスとは、麻糸を手縫いに使用する際に、縫う前にあらかじめ糸をろう引きしておく必要があります。ろう引きワックスは、ミツろうを主成分とし、白ろう、カルナバろうが含まれています。
革製品を知りたい
ろう引きワックスは、糸をすべらせやすくし、糸の通りをスムースにする効果があります。また、一目ずつ糸を引き締めたとき、革にしっかりとからみつき、ゆるまない効果があります。
革製品の研究家
その通りです。ろう引きワックスを使用することで、美しくしっかりとした糸目ができあがります。
ろう引きワックスとは。
「革製品の用語『ろう引きワックス』とは、皮革工芸で麻糸を手縫いする場合、縫う前に糸にろう引きする必要があることを意味します。麻糸を必要な長さに切り、ろうに当て指で押さえながら5、6回しっかりとしごくことで、糸にろう(ミツロウを主成分とし、白ろう、カルナバろうが含まれている)が付着します。これにより、糸が滑りやすく糸の通りがスムーズになり、一目ずつ糸を引き締めたとき革にしっかりとからみつき、美しいしっかりとした糸目ができあがります。」
ろう引きワックスとは何か?
ろう引きワックスとは、革に塗って防水性や光沢を与えるためのワックスの一種です。革本来の質感や風合いを保つために、なめらかな皮革に潤いを与えたり、皮革の表面を保護するなど、革製品のお手入れに使用されることもあります。ろう引きワックスは、革の表面に塗布することで、革に防水性と光沢を与えます。また、革を汚れや傷から保護し、革本来の風合いを保つ効果もあります。
ろう引きワックスの原料
ろう引きワックスの原料
ろう引きワックスの原料は、天然の蜜蝋とカルナウバロウです。蜜蝋はミツバチの巣から作られ、カルナウバロウはブラジルのカルナウバヤシから採れるワックスです。これらのワックスは、どちらも硬く、光沢があり、防水性があります。ろう引きワックスは、これらのワックスを溶かして混ぜることで作られます。混ぜる割合は、ワックスの種類や用途によって異なります。
ろう引きワックスの作り方
-ろう引きワックスの作り方-
ろう引きワックスは、蜜蝋とカルナバワックスを混ぜたものです。蜜蝋は、ミツバチが巣を作るために分泌する自然由来のワックスです。カルナバワックスは、ブラジルのカルナバヤシの葉から採取される植物由来のワックスです。
ろう引きワックスは、革製品の手入れに最適です。革に塗布することで、革の表面を保護し、汚れや水分をはじく効果があります。また、ろう引きワックスは、革の風合いを向上させ、美しいツヤを出す効果もあります。
ろう引きワックスは、市販のものもありますが、自分で作ることもできます。自分で作る方法は、非常に簡単です。
1. 蜜蝋とカルナバワックスを、11の割合で混ぜる。
2. 混ぜ合わせたワックスを、電子レンジで温めて溶かす。
3. 溶かしたワックスを、布に染み込ませる。
4. 布で、革製品の表面を磨く。
たったこれだけです。
ろう引きワックスのメリット
革製品の用語『ろうびきワックス』の意味とは?
ろうびきワックスとは、天然のロウとワックスを混ぜて作られる革製品用の保護・光沢材のことです。 革の表面に塗布することで、防水性と耐久性を向上させ、革本来の風合いを保ちながら、美しい光沢を与えることができます。
ろうびきワックスのメリット
ろうびきワックスのメリットは、何よりもその優れた防水性にあります。
ろうびきワックスを塗布することで、革の表面に撥水層が作られ、水の侵入を防ぎます。また、ワックスが革の表面を保護して、汚れや傷から革を守ります。これに加えて、ろうびきすることで、革に美しい光沢が与えられます。
ろうびきワックスは、定期的に塗布することで、革製品を良好な状態に保ち、その寿命を延ばすことができます。
ろう引きワックスのデメリット
ろう引きワックスのデメリットは、革が硬くなり、柔軟性が失われることです。また、防水性が高すぎて、革が呼吸できず、蒸れやすくなります。また、ろう引きワックスは、汚れやホコリが付着しやすく、メンテナンスが大変です。さらに、ろう引きワックスは、他のワックスよりも高価です。