革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語:EU靴エコラベル

EU靴エコラベルとは、ヨーロッパ靴工業会連合(CEC)によって2013年に制定された、靴の環境負荷を評価するエコラベル制度です。靴製造時に使用される原材料、製造工程、靴の寿命、廃棄後のリサイクル性など、靴のライフサイクル全体を考慮して評価され、一定の基準を満たした製品にのみこのラベルが付与されます。2021年6月までに、3,000万足以上の靴にEU靴エコラベルが付与されています。 靴には革、ゴム、布など様々な素材が使われるため、製造過程で発生する環境負荷も異なります。EU靴エコラベルは、靴の素材や製造工程を最適化することで、環境負荷を軽減することを目的としています。EU靴エコラベルを取得した靴は、通常の靴よりも環境負荷が少なく、持続可能な製品であると消費者から評価されています。
革の種類に関すること

スキン(革製品の用語)

スキン とは、革製品の用語であり、動物の皮や毛皮を加工して革製品を作ることを意味します。スキン製品は、バッグ、靴、財布、洋服など、さまざまな革製品に使用されています。一般的に、スキン製品は、合成皮革製品よりも、耐久性があり、長く使用することができます。また、スキン製品は、合成皮革製品よりも、高級感があり、ファッション性が高いとされています。 スキンの種類は、動物の種類によって異なります。牛、豚、羊、鹿、馬、ワニ、ヘビなど、さまざまな動物の皮や毛皮がスキン製品に使用されています。スキン製品には、それぞれの動物の特徴が生かされており、独特の風合いを持っています。牛のスキン製品は、耐久性と高級感があり、豚のスキン製品は、柔らかさと軽さが特徴です。羊のスキン製品は、保温性に優れており、鹿のスキン製品は、しなやかで丈夫です。馬のスキン製品は、強靭で耐久性があり、ワニのスキン製品は、高級感とファッション性が高いとされています。ヘビのスキン製品は、独特の柄が特徴です。 スキン製品の手入れは、オイルやワックスを使用するのが一般的です。オイルやワックスは、スキン製品の革を保護し、劣化を防ぐ効果があります。スキン製品の手入れを定期的に行うことで、長く使用することができます。また、スキン製品は、直射日光や高温多湿を避けて保管することが大切です。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『活性酸素』とは?

活性酸素とは、大気中に存在する酸素の一種で、その化学的性質が不安定であるため、他の物質とすぐに反応し、様々な物質を変化させる性質がある。活性酸素は、身体の呼吸や代謝によって自然に作られる場合と、紫外線や汚染物質などの外的要因によって作られる場合があります。 活性酸素は、人間の身体の細胞や組織にダメージを与えるため、老化や病気の原因になると言われています。しかし、活性酸素は、免疫系を活性化させたり、細菌を殺したりするなど、体に良い影響を与える場合もあります。
革の種類に関すること

革製品の用語『ビッド』とは?

革製品の用語『ビッド』とは? ビッドの意味 ビッドとは、革製品の側面や縁の部分を折り曲げて縫い合わせる技法のことです。この技法は、革製品の強度と耐久性を高め、より洗練された外観にするために使用されます。ビッドは、革製品の様々な部分に使用することができ、その折り曲げ方や縫い方によって、さまざまな表情を生み出します。例えば、ビッドを直線的に折り曲げると、シャープな印象を与えますが、曲線的に折り曲げると、柔らかな印象を与えます。また、ビッドの縫い方を工夫することで、装飾的な効果を生み出すこともできます。
革の加工方法に関すること

革製品に欠かせない!エタノールアミンを徹底解説

革製品に欠かせない!エタノールアミンを徹底解説 -エタノールアミンとは?- エタノールアミンとは、アミンの一種で、エタノールとアンモニアから合成される有機化合物です。 無色透明の液体で、アンモニアのような刺激臭があります。水やエタノールに可溶で、油には不溶です。エタノールアミンは、革の製造や加工に使用される重要な化学物質です。 革の製造過程では、動物の皮を柔らかくし、なめらかにするために、エタノールアミンが使用されます。エタノールアミンは、皮革のコラーゲンと反応して、コラーゲンの構造を変化させます。この変化により、皮革は柔らかくなり、なめらかになります。また、エタノールアミンは、皮革の染色や仕上げにも使用されます。エタノールアミンは、染料や仕上げ剤が皮革に浸透しやすくする役割を果たします。 エタノールアミンは、革製品に欠かせない重要な化学物質です。 エタノールアミンを使用することで、革は柔らかくなり、なめらかになり、染色や仕上げがしやすくなります。
革の加工方法に関すること

底縫い糸とは?仕組みや特徴を解説

底縫い糸とは?仕組みや特徴を解説 底縫い糸とは、靴やバッグなどの底部分を縫製するために使用される糸のことです。一般的なミシン糸よりも太く、強度があり、耐摩耗性に優れています。底縫い糸は、靴底の強度を高め、耐久性を向上させる役割を果たしています。 底縫い糸には、綿、麻、ポリエステル、ナイロンなどの様々な素材が使用されています。それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて適切な糸を選択することが重要です。 ・綿 綿製の底縫い糸は、吸湿性や通気性に優れており、履き心地の良さを重視する靴やバッグに適しています。 ・麻 麻製の底縫い糸は、耐久性と耐摩耗性に優れていますが、綿よりも硬い素材なので、履き心地にこだわる靴やバッグには向いていません。 ・ポリエステル ポリエステル製の底縫い糸は、軽量で強度があり、耐水性にも優れています。靴やバッグのあらゆる部分で使用することができます。 ・ナイロン ナイロン製の底縫い糸は、強度と耐摩耗性に優れており、靴底の補強や、アウトドア用品の縫製などに適しています。
革の種類に関すること

クロム革の特徴と種類

クロム革とは、塩基性硫酸クロム溶液に浸透させた後、アルカリで中和して、油脂を加えてなめした革のことです。クロムなめし革とも呼ばれます。この製法は、1858年にアメリカ合衆国の化学者、オーガスタス・シュルツによって発明されました。クロム革は、革本来の風合いを残しつつ、柔らかく丈夫な革に仕上がることが特徴です。また、耐熱性や耐水性に優れているため、様々な用途に使用されています。
革の種類に関すること

革製品用語「ダキ」について理解する

革製品用語の「ダキ」を理解しよう。 革製品を扱う際に、しばしば耳にする用語のひとつに「ダキ」があります。ダキとは、革製品の裁断や縫製などの工程において、革同士の間に隙間ができないように、革をぴったりと接着させる技術のことです。ダキがきちんと施されていると、革製品の耐久性や耐水性が向上します。 また、革製品の美観を損なわないように、ダキは革製品の表面から見えないように施されるのが一般的です。ダキを施す方法は、革製品の種類や形状によって異なりますが、一般的には、革同士の間に接着剤を塗布して圧着させたり、針と糸で縫い合わせたりするなどの方法があります。 革製品を購入する際には、ダキがきちんと施されているかを確認することが大切です。ダキがきちんと施されていないと、革製品が破損したり、水漏れしたりする可能性があります。
革の種類に関すること

革製品の用語『エラグタンニン』とは?

エラグタンニンとは、植物の中に含まれるポリフェノールの一種です。 タンニンは、皮革のなめしや染色、防腐に使用される天然由来の化合物です。エラグタンニンは、世界中のさまざまな植物、特にオークや栗、スギ、ミモザなどに見られます。エラグタンニンは、他のタンニンと比べて、抗酸化性や抗菌性、抗炎症性などの健康上の利点が高いことが研究で示されています。 エラグタンニンは、革製品のなめしや染色に使用されるタンニンの種類の一つです。 エラグタンニンは、革に柔らかくしなやかな質感を与え、耐久性を高める効果があります。また、エラグタンニンは、革に抗菌性や防腐性を与えることで、革製品の寿命を延ばす効果もあります。エラグタンニンは、天然由来の化合物であり、環境や人体に優しい素材であるため、革製品の生産に使用されることが多いです。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『静電相互作用』

静電相互作用とは? 静電相互作用とは、電荷を帯びた粒子間に働く力のことです。革製品において、静電相互作用は、革の表面に帯電した電子と、空気中のイオンとの間に発生します。革の表面に帯電した電子は、空気中のイオンを引き寄せ、革の表面に電気を貯めることになります。この電気が貯まると、革製品の表面に帯電した電子と、空気中のイオンとの間に静電気が発生します。静電気が発生すると、革製品の表面がパチパチと音を立てたり、ホコリやゴミが付着しやすくなったりします。また、静電気が発生すると、革製品の表面が傷つきやすくなったり、革製品の寿命が短くなったりすることもあります。
革の種類に関すること

ブライドルレザーの魅力とは?

ブライドルレザーとは、牛皮を植物タンニンでなめし、その後、蜜蝋やワックスを染み込ませた革のことです。耐久性が高く、使えば使うほど艶がでて、エイジングも楽しめるのが特徴です。 ブライドルレザーの製造工程は、まず、牛の原皮を植物タンニンでなめします。植物タンニンは、オークの木など植物の樹皮から抽出される天然のタンニンです。植物タンニンでなめされた革は、クロムなめしの革よりも丈夫で、耐久性があります。 次に、なめした革に蜜蝋やワックスを染み込ませます。蜜蝋やワックスは、革に防水性と光沢を与えます。また、蜜蝋やワックスが染み込んだ革は、使えば使うほど艶がでてきて、エイジングも楽しめます。 ブライドルレザーは、その丈夫さと美しさから、財布、鞄、時計のベルトなど、さまざまな革製品に使用されています。特に、財布や鞄は、ブライドルレザーのエイジングを楽しむことができるため、人気があります。
レザーケアに関すること

革製品の用語『パウダークリーニング』とは

革製品の用語として知られる「パウダークリーニング」とは何か? パウダークリーニングとは、革製品の汚れを落とすために使用する洗浄方法のひとつです。 革は水に弱い素材であるため、水で洗うことはできません。そのため、パウダークリーニングでは、洗剤を粉末状にして革製品に振りかけて汚れを落とします。
レザーグッズに関すること

トップパッドを徹底解説!機能や種類、適した靴を紹介

トップパッドとは何か、その役割 トップパッドとは、靴の履き口部分に施されたパッドのことです。履き口を覆うように内側に取り付けられており、足首を保護したり、フィット感を高めたりする役割を担っています。特にハイカットのスニーカーやブーツなどの、足首を覆う靴に多く採用されています。 トップパッドには、クッション性のある素材を使用しているものが多く、足首への負担を軽減する効果があります。また、靴と足首の隙間を埋めることでフィット感を高め、靴の中で足が動かないようにする役割もあります。さらに、デザイン性にも優れており、靴の見た目を向上させる効果もあります。
その他

革製品の用語『日本エコレザー基準』

-日本エコレザー基準とは- 革製品の用語として、「日本エコレザー基準」というものがあります。これは、一般財団法人日本環境協会が制定した、革製品の環境への負荷を軽減するための基準です。この基準は、革の製造工程で発生する廃棄物や有害物質の削減、革の耐久性や安全性、革の製造過程で働く人々の労働環境の改善などを目的としています。 日本エコレザー基準は、革の製造工程で発生する廃棄物や有害物質の削減を目的としています。 革の製造工程では、革をなめすために多くの化学薬品が使用され、これらの化学薬品は環境に悪影響を及ぼすことがあります。日本エコレザー基準では、革のなめし工程で使用する化学薬品の量を削減することや、より環境に優しい化学薬品を使用することが求められています。 日本エコレザー基準は、革の耐久性や安全性を目的としています。 革製品は、長期間使用されることが多く、耐久性や安全性が高いことが重要です。日本エコレザー基準では、革の強度や耐摩耗性を試験し、基準を満たした革のみが認証されます。また、革に含まれる有害物質の量を制限することで、革製品の安全性も確保しています。 日本エコレザー基準は、革の製造過程で働く人々の労働環境の改善を目的としています。 革の製造工程では、有害な化学薬品が使用されるため、労働者の健康に悪影響を及ぼすことがあります。日本エコレザー基準では、革の製造過程で働く人々の労働環境の改善が求められており、換気設備の設置や作業着の着用など、労働者の健康を守るための対策が講じられています。 日本エコレザー基準は、環境への負荷を軽減し、革製品の耐久性や安全性、革の製造過程で働く人々の労働環境の改善を目的として制定されました。日本エコレザー基準を満たした革製品は、環境に配慮した製品であり、安心して使用することができます。
その他

革製品用語集:電信為替相場について

電信為替相場とは? 電信為替相場とは、2つの異なる通貨間の交換レートのことです。このレートは、その国の中央銀行や為替市場によって決定されます。電信為替相場は、その国の経済や政治情勢、為替需要と供給の関係などによって変動します。 電信為替相場は、海外旅行や留学、海外ビジネスなど、海外と取引を行う際に必要となる為替レートです。海外旅行や留学の場合、日本円を現地通貨に交換する際に電信為替相場が適用されます。海外ビジネスの場合、輸出入の取引を行う際に電信為替相場が適用されます。 電信為替相場は、その国の経済や政治情勢、為替需要と供給の関係などによって変動するため、常に最新の情報を収集することが大切です。最新の電信為替相場は、新聞、テレビ、インターネットなどで確認することができます。
革の加工方法に関すること

べースコートとは?革製品の仕上げ方法を解説

べースコートとは、革製品の表面を保護し、色を均一にするために塗布される塗料の一種です。べースコートは、革の表面を滑らかにし、傷や汚れから守る役割があります。また、革製品の色を均一にすることで、美しい仕上がりに貢献します。べースコートは、革製品の種類や用途に応じて、さまざまなものが使用されています。例えば、靴やバッグなどの革製品には、耐久性と耐水性に優れたウレタン樹脂系のべースコートが使用されることが多くあります。一方、家具や内装などの革製品には、柔軟性と通気性に優れたアクリル樹脂系のべースコートが使用されることが多くあります。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『V字溝切り』とは?用途や特徴を解説

V字溝切りの用途 V字溝切りは、革製品の縁を美的に仕上げるための技術です。革の縁をV字型の溝状に切り、そこに同色の糸や異なる色の糸を通すことで、装飾的な効果を生み出します。また、革の縁を薄くすることで、軽量化や柔軟性を高める効果もあります。 V字溝切りは、財布、バッグ、靴、ベルトなど、さまざまな革製品に使用されます。特に、高級感のある革製品に用いられることが多く、職人の技術が問われる加工方法です。V字溝切りは、革製品の美しさと機能性を高める重要な技術であり、革製品の品質を左右する重要な要素と言えます。
レザーグッズに関すること

尾錠の種類や使い方

尾錠とは? 尾錠とは、ベルトの端に取り付けられ、ベルトを留めるための金具のことです。ベルトの穴に差し込んで、ベルトを固定します。尾錠は、ベルトの端をまとめるだけでなく、デザイン上のアクセントにもなります。尾錠には、様々な種類があり、素材や形状、色など、様々なバリエーションがあります。尾錠は、ベルトの端に取り付けられた金具で、ベルトを固定するためのものです。尾錠は、ベルトの端をまとめるだけでなく、デザイン上のアクセントにもなります。尾錠には、様々な種類があり、素材や形状、色など、様々なバリエーションがあります。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『パーチメント仕上げ』について

パーチメント仕上げとは 革製品の表面に施される技法の一種で、革の表面をなめらかにし、光沢を出し、高級感を与える仕上げ(=加工)のことです。 革の表面をサンドペーパーで研磨した後に特殊なコーティング剤を塗布し、熱を加えて乾燥させることで、革の表面が滑らかになり、光沢が生まれます。パーチメント仕上げは、本革製品によく使用されており、財布、バッグ、靴など、さまざまな革製品に施されています。 パーチメント仕上げは、革の表面を滑らかにすることで、汚れや傷がつきにくくなり、革製品の寿命を延ばすというメリットがあります。また、光沢のある表面は高級感があり、革製品をより魅力的に見せてくれます。ただし、パーチメント仕上げは、革の表面をコーティングすることで、革本来の通気性が失われるというデメリットもあります。そのため、パーチメント仕上げの革製品は、湿気の多い場所での使用には不向きです。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『平剥ぎ』とは?

平剥ぎとは、革製品の縫製方法の一種です。革を2枚重ねて縫い合わせることで、強度の高い縫い目を実現する手法です。平剥ぎは、バッグや財布、靴など、あらゆる種類の革製品に使用されています。 平剥ぎには、手縫いとミシン縫いの2つの方法があります。手縫いの平剥ぎは、熟練の職人によって手作業で行われます。ミシン縫いの平剥ぎは、専用のミシンを使って縫い合わせます。どちらの方法も、強度の高い縫い目を実現することができます。 平剥ぎは、革製品の強度を高めるだけでなく、デザイン性にも優れています。革の重なり部分にステッチが施されるため、立体感が出ておしゃれな印象になります。平剥ぎは、革製品の魅力をより一層引き立てる縫製方法です。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『アニオニック染色』

革製品の用語『アニオニック染色』 アニオニック染色の概要 アニオニック染色とは、革を染める方法の一つです。基本的には、革の表面を次亜塩素酸ナトリウムで処理し、その後アニオニック染料で染色します。アニオニック染色により、革は美しい光沢と柔軟性を得ることができます。また、耐水性や耐光性にも優れているのが特徴です。 アニオニック染色は、様々な種類の革製品に使用できます。靴、バッグ、財布、ソファなど、様々な革製品にアニオニック染色が施されています。アニオニック染色は、革製品を美しく仕上げるだけでなく、耐久性を高める効果もあります。 アニオニック染色された革製品は、お手入れが簡単です。普段のお手入れは、柔らかい布で乾拭きをするだけで十分です。汚れが気になる場合は、専用の革用クリーナーを使用しましょう。アニオニック染色は、耐水性に優れているので、水に濡れても安心です。