その他

革製品の接着剤:種類と特徴

接着剤の種類 接着剤には、水性接着剤、溶剤系接着剤、ホットメルト接着剤、エポキシ接着剤など、さまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、革製品の接着用途によって使い分けられます。 水性接着剤は、水溶性の接着剤です。接着力は弱く、水に触れると剥がれやすいため、革製品の接着にはあまり適していません。しかし、木工や紙工など、水に触れない用途には適しています。 溶剤系接着剤は、有機溶剤を溶媒とした接着剤です。接着力は強固で、革製品の接着に適しています。ただし、有機溶剤は揮発性が高いため、作業環境に十分な換気をしなければなりません。 ホットメルト接着剤は、熱で溶かして使用する接着剤です。接着力は強固で、革製品の接着に適しています。また、有機溶剤を含まないため、作業環境に配慮する必要がありません。 エポキシ接着剤は、2液混合型の接着剤です。接着力は非常に強固で、革製品の接着に最適です。ただし、作業性が悪く、硬化時間が長いのが欠点です。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品用語:裸皮重量とは?

革製品用語裸皮重量とは? 裸皮重量とは、革をなめす前の生皮から、毛や脂肪などの余分なものを除去して得られる皮の重量のことです。革の取引においては、この裸皮重量が基準となって価格が決定されます。また、革製品の製造においても、裸皮重量は重要な要素となります。例えば、革ジャンパーを作る場合、裸皮重量が重いほど、革ジャンパーの重量も重くなります。そのため、革ジャンパーの重量を軽くするためには、裸皮重量の軽い革を使用することが必要となります。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『レース ウェイ』

「レース ウェイ」とは、靴やバッグなどの革製品にみられる装飾技法の一種です。革に糸で縫い目を施し、独特の模様を作り出すのが特徴で、靴のつま先部分やバッグのフラップなどに用いられています。「レース ウェイ」という言葉は、レースカーのレースコースに由来していて、繊細な編み目模様がレースカーのスピード感を彷彿させることから、名付けられたと言われています。 「レース ウェイ」の技法は、革に穴を開けて、そこに糸を通すことで行われます。糸の色や太さを変えることで、さまざまなバリエーションの模様を作り出すことができます。また、「レース ウェイ」は、革製品に立体感や奥行きを与える効果もあります。 「レース ウェイ」は、熟練の職人が手作業で施す技法であり、その品質は職人によって異なります。また、「レース ウェイ」の模様は、革の色や質感を考慮してデザインされるため、革製品の全体的なデザインに大きな影響を与えます。
革の加工方法に関すること

革製品の用語「移行」とは?

移行とは、革の鞣し工程において、タンニン鞣しとクロム鞣しの両方を行う技術のことです。タンニン鞣しは、植物由来のタンニンを使って革を鞣す方法で、クロム鞣しは、クロム化合物を使って革を鞣す方法です。移行は、タンニン鞣しによって得られる革の風合いと、クロム鞣しによって得られる革の強度という、両者の利点を引き出した技術です。 移行は、19世紀後半にヨーロッパで開発されました。当初は、タンニン鞣しのみで鞣された革は、強度が弱く、クロム鞣しのみで鞣された革は、硬すぎるという問題がありました。移行は、これらの問題を解決し、強度と風合いを兼ね備えた革を得ることができると注目されました。 移行は、現在では、靴やバッグ、財布など、さまざまな革製品に使用されています。移行で鞣された革は、タンニン鞣しのみで鞣された革よりも強く、クロム鞣しのみで鞣された革よりも柔らかいという特徴があります。また、タンニン鞣しのみで鞣された革よりも風合いが豊かで、クロム鞣しのみで鞣された革よりも色落ちしにくいという特徴があります。
革の加工方法に関すること

ロータリーアイロンとは

ロータリーアイロンとは、回転するシリンダーに生地を挟んでプレスするアイロンのことです。大量の衣類を効率的に仕上げるのに適しており、クリーニング店やホテル、病院などの業務用として広く活用されています。 ロータリーアイロンの役割は、衣類のシワを伸ばしてプレスし、きれいな外観に仕上げることです。回転するシリンダーに生地を挟み、熱と圧力を加えることで、衣類の繊維を整えてシワを伸ばします。また、アイロンがけの際に生地が伸びたり縮んだりするのを防ぐため、シリンダーに固定されたアイロン板が生地を支えています。 ロータリーアイロンは、手動式と自動式の2種類があります。手動式は、アイロンがけのスピードや圧力を自分で調整できるため、繊細な衣類にも対応できます。一方、自動式は、衣類の種類や厚さに合わせてアイロンがけの条件を自動的に設定してくれるため、操作が簡単です。 ロータリーアイロンは、大量の衣類を効率的に仕上げるのに適したアイロンです。クリーニング店やホテル、病院などの業務用として広く活用されています。
その他

革製品の用語『毒性』について

1. 革製品における毒性の定義 革製品の毒性とは、革製品から人体に有害な物質が溶け出し、接触したり取り込んだりすることで健康に悪影響を与えることです。 革製品に含まれる有害物質には、クロム、鉛、アルデヒド、ホルムアルデヒドなどが挙げられます。これらの物質は、革のなめし加工や染色などの過程で使用され、残留したまま製品化されることがあります。 革製品の毒性は、製品の製造方法や材質によって異なります。一般的に、安価な革製品や合成皮革は、高価な天然皮革よりも毒性が高い傾向にあります。これは、安価な革製品や合成皮革は、製造コストを削減するために、有害な物質を含む材料や製造工程が使用されることが多いからです。 革製品の毒性を避けるためには、天然皮革で作られた製品を選ぶことが大切です。天然皮革は、化学物質の使用が少なく、有害物質の残留が少ないため、毒性のリスクが低くなります。また、革製品を購入する際には、製品の製造方法や材質について、販売店に確認することも重要です。
革鞣し(なめし)に関すること

グルタルアルデヒドとは?革製品の鞣し剤として知られる化学物質

グルタルアルデヒドの化学式と性質 グルタルアルデヒドの化学式はC5H8O2です。常温常圧では無色透明の液体で、強い刺激臭があります。水、エタノール、エーテルなど多くの溶媒に溶解します。グルタルアルデヒドは強い殺菌力と殺ウイルス力を持つため、医薬品、化粧品、工業製品など幅広く利用されています。また、タンパク質やDNAと反応して架橋させる性質があるため、革製品の鞣し剤としても使用されています。
革の種類に関すること

革製品の用語『肌理』の豆知識

肌理とは、革の表面の細かさや滑らかさを表す言葉です。肌理のよい革は、キメが細かく、表面が滑らかで美しいのが特徴です。一方、肌理の粗い革は、キメが粗く、表面がザラザラとしているのが特徴です。 肌理は、革のなめし方や仕上げ方によって決まります。一般的に、植物タンニンなめしの革は肌理が細かくなり、クロムなめしの革は肌理が粗くなります。また、革を磨けば磨くほど、肌理は細かくなります。 肌理は、革の強度や耐久性にも影響を与えます。肌理のよい革は、肌理の粗い革よりも強度と耐久性に優れています。これは、肌理のよい革は、キメが細かく、繊維が密に詰まっているためです。 肌理は、革製品の見た目や手触りにも影響を与えます。肌理のよい革は、高級感があり、手触りがなめらかです。一方、肌理の粗い革は、カジュアルな雰囲気があり、手触りがザラザラしています。
革の加工方法に関すること

革製品に欠かせないチオ硫酸ナトリウム

-革製品に欠かせないチオ硫酸ナトリウム- 革製品に欠かせないチオ硫酸ナトリウムとはどのような物質なのだろうか?チオ硫酸ナトリウムは、化学式Na2S2O3で表される無機化合物であり、一般には五水和物として用いられる。チオ硫酸ナトリウムは、無色透明の結晶または白色の粉末で、水に溶けやすく、エタノールにはほとんど溶けない。チオ硫酸ナトリウムは、比較的安価で入手しやすく、また、毒性が低いことから、さまざまな分野で使用されている。 -チオ硫酸ナトリウムとは?- チオ硫酸ナトリウムは、チオ硫酸のナトリウム塩であり、化学式Na2S2O3で表される無機化合物である。チオ硫酸ナトリウムは、無色透明の結晶または白色の粉末で、水に溶けやすく、エタノールにはほとんど溶けない。チオ硫酸ナトリウムは、比較的安価で入手しやすく、また、毒性が低いことから、さまざまな分野で使用されている。
革の加工方法に関すること

革製品における『加脂』の用語と方法を解説

革製品における「加脂」とは、革の柔軟性を維持し、ひび割れや劣化を防ぐために、脂分を補給する工程のことです。皮革は天然素材であるため、時間が経つにつれて油分が失われ、硬くなり、もろくなってしまいます。加脂を行うことで、革の油分を補い、柔軟性と耐久性を維持することができるのです。 加脂には、いくつかの方法があります。1つは、油を直接革に塗り込む方法です。この方法は、手作業で行うことも、機械を使って自動で行うこともできます。もう1つの方法は、革を油が入った溶液に浸す方法です。この方法は、革を均一に加脂することができ、手作業で行うよりも効率的です。どちらの方法も、革のコンディションに応じて、適切な方法を選択することが大切です。 加脂は、革製品を長持ちさせるために重要な工程です。定期的に加脂を行うことで、革の柔軟性と耐久性を維持し、ひび割れや劣化を防ぐことができます。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『離型剤』について

離型剤とは何か 革製品の用語で離型剤とは、型との離れを良くするために型に塗布する薬剤のことです。 離型剤がなければ、型に塗布された革を剥がすことが困難になります。革製品を製造する上で、離型剤は欠かせない資材のひとつとなっています。 離型剤には、大きく分けて2つの種類があります。 ひとつは、油脂系の離型剤であり、型にまんべんなく塗布することで型から革が離れやすくなります。 もうひとつは、固形系の離型剤です。固形系の離型剤は、型に塗布することで型に被膜を形成し、その被膜によって革と型の離れを良くします。 離型剤の使い方は、使用目的や塗布する素材によって異なります。 油脂系の離型剤は、型に直接塗布したり、型に塗布した上で革を被せたりして使用します。固形系の離型剤は、型に塗布した後に加熱することで被膜を形成させ、その被膜によって革と型の離れを良くします。 離型剤を使用することで、革と型の離れを良くし、革製品の製造をスムーズに行うことができます。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『ヒール耐疲労性』とは?

ヒール耐疲労性とは、革がヒールを着用した状態での使用に耐える能力のことです。 ヒールの歩行による衝撃や圧迫から足を保護し、痛みや怪我を防ぐ役割があります。ヒール耐疲労性が高い革は、長時間ヒールを履いていても疲れにくく、快適に過ごすことができます。 ヒール耐疲労性は、革の素材や製法によって異なります。 一般的に、柔らかい革よりも硬い革の方がヒール耐疲労性が高くなります。また、適切な製法で作られた革は、ヒール耐疲労性が高まります。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『アニオニック染色』

革製品の用語『アニオニック染色』 アニオニック染色の概要 アニオニック染色とは、革を染める方法の一つです。基本的には、革の表面を次亜塩素酸ナトリウムで処理し、その後アニオニック染料で染色します。アニオニック染色により、革は美しい光沢と柔軟性を得ることができます。また、耐水性や耐光性にも優れているのが特徴です。 アニオニック染色は、様々な種類の革製品に使用できます。靴、バッグ、財布、ソファなど、様々な革製品にアニオニック染色が施されています。アニオニック染色は、革製品を美しく仕上げるだけでなく、耐久性を高める効果もあります。 アニオニック染色された革製品は、お手入れが簡単です。普段のお手入れは、柔らかい布で乾拭きをするだけで十分です。汚れが気になる場合は、専用の革用クリーナーを使用しましょう。アニオニック染色は、耐水性に優れているので、水に濡れても安心です。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『気孔容積』

革製品の用語「気孔容積」とは、革の表面積に対して革内部の気孔が占める割合のことです。 気孔容積は、革の通気性、柔軟性、耐久性などに影響します。 革の通気性が低いと、革製品が蒸れやすくなり、耐久性が低下します。 また、革の柔軟性も低くなり、革製品が硬くなったり、ひび割れが生じやすくなったりします。気孔容積が高いと、革の通気性、柔軟性、耐久性が高くなり、革製品を長く愛用することができます。
革の種類に関すること

革製品の用語:椅子張り革

革製品の用語椅子張り革 椅子張り革 椅子張り革とは、家具や自動車のシート、カバンなどの張地に使われる革のことです。主に牛革が使用されますが、馬革、豚革、ヤギ革などの革が使われることもあります。椅子張り革は、耐久性や耐摩擦性に優れているのが特徴です。また、見た目にも高級感があるため、高級家具や自動車のシートによく使用されます。 椅子張り革の製造工程 椅子張り革の製造工程は、大きく分けて以下の4つのステップです。 1. 原皮のなめし 2. 革の染色 3. 革の仕上げ 4. 革の裁断・縫製 原皮のなめしは、革を柔らかくするために必要な工程です。革の染色では、革に色を付けます。革の仕上げでは、革に表面加工を施します。革の裁断・縫製では、革を裁断して家具や自動車のシートの形に縫い上げます。 椅子張り革の種類 椅子張り革の種類は、大きく分けて以下の3つです。 1. 本革 2. 合成皮革 3. 人工皮革 本革は、動物の原皮から作られた革です。合成皮革は、ポリウレタンや塩化ビニルなどの樹脂を原料として作られた革です。人工皮革は、天然皮革に似せて作られた革です。 椅子張り革の選び方 椅子張り革を選ぶ際には、以下の点を考慮することが重要です。 1. 耐久性 2. 耐摩擦性 3. 高級感 4. 価格 耐久性と耐摩擦性は、椅子張り革が長く使用するために重要な要素です。高級感は、家具や自動車のシートの見た目の美しさに影響します。価格は、椅子張り革の購入予算に影響します。 椅子張り革のメンテナンス方法 椅子張り革を長持ちさせるためには、定期的にメンテナンスすることが重要です。メンテナンス方法は、以下の通りです。 1. 乾いた布で汚れを落とす 2. 革専用のクリーナーで汚れを落とす 3. 革専用の保護剤を塗る 乾いた布で汚れを落とすことで、革に付着した汚れを落とすことができます。革専用のクリーナーで汚れを落とすことで、革に付着した頑固な汚れを落とすことができます。革専用の保護剤を塗ることで、革を保護し、汚れが付きにくくすることができます。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の品質を決める重要な成分『タンニン分』とは?

革製品の品質を決める重要な成分『タンニン分』とは?レザーの製造工程で欠かせない『タンニンなめし』 革製品の品質を決める重要な成分として、「タンニン分」があります。タンニン分は、植物の樹皮や葉に含まれるポリフェノールの一種で、タンニンなめしによって革を柔らかくしなやかにするのに欠かせない成分です。タンニンなめしとは、革をタンニン溶液に浸すことでタンニン分を革に浸透させ、革を柔らかくしなやかにする加工方法のことです。タンニンなめしによって作られた革は、タンニン革と呼ばれ、丈夫で耐久性があり、使い込むほどに味わいが増すのが特徴です。 タンニン分は、革の品質に大きな影響を与えます。タンニン分が多い革は、丈夫で耐久性があり、使い込むほどに味わいが増します。タンニン分の少ない革は、柔らかくしなやかですが、耐久性が低く、傷つきやすいです。一般的に、タンニン分の多い革は、高級革とされています。
その他

革製品の用語「合成底」とは?

合成底とは、人工的な素材で作られた靴底のことです。 天然皮革の靴底よりも耐久性や耐水性に優れているのが特徴で、また天然皮革よりも安価であるため、近年では多くの靴に使用されています。合成底の種類は主に、ゴム底、合成樹脂底、ポリウレタン底の3つです。 ゴム底は、天然ゴムや合成ゴムを原料として作られた靴底で、耐摩耗性とグリップ性に優れています。合成樹脂底は、塩化ビニル樹脂やポリ塩化ビニル樹脂などを原料として作られた靴底で、耐摩耗性や耐油性に優れています。ポリウレタン底は、ポリウレタン樹脂を原料として作られた靴底で、軽量性とクッション性に優れています。 合成底は、天然皮革の靴底よりも耐久性や耐水性に優れているため、長期間使用することができます。また、天然皮革よりも安価であるため、コストパフォーマンスに優れています。しかし、天然皮革の靴底に比べて通気性が悪く、蒸れやすいというデメリットもあります。
革の種類に関すること

革製品用語「コックル」とは? ダニの寄生が原因の表面の凹凸

コックルとは何か? コックルとは、革の表面にできる粒状の凹凸のことです。革の破損につながることもありますが、多くの場合、コックルは革製品に独特の風合いを与える装飾的な要素として捉えられています。コックルは、革の製造工程や、革が使用されている環境によって発生します。コックルは、革の表面にダニが寄生することで発生します。 ダニは、革の表面に産卵し、孵化したダニは革の中を食べ進みます。ダニが革を食べ進むことで、革の表面に凹凸ができてしまいます。この凹凸がコックルです。コックルは、革の表面が柔らかいほど発生しやすくなります。そのため、薄手や柔らかな革はコックルが発生しやすい傾向があります。また、革が湿気の多い環境で使用されている場合もコックルが発生しやすくなります。
その他

靴の用語『テープ』について

靴のテープとは、靴の表面に施された装飾的なステッチのことです。靴のテープは、靴のつま先や側面、かかとなどに施されることが多く、靴にアクセントを加える役割を果たします。靴のテープは、様々な素材や色で構成され、靴のデザインによって使い分けられます。靴のテープは、靴の耐久性を高めたり、靴紐を通すための補強をしたりする役割もあります。靴のテープは、靴の重要な要素であり、靴のデザインや機能性を左右する重要な役割を果たしています。
レザーケアに関すること

革製品のお手入れに知っておきたい!中性洗剤について

革製品のお手入れに知っておきたい!中性洗剤について 中性洗剤とは? 中性洗剤とは、酸性でもアルカリ性でもなく、中性に近い性質の洗剤のことです。衣類や食器などを洗うのに適しており、革製品のお手入れにも使用できます。中性洗剤は、革を傷めず、汚れを落とすことができるので、安心して使用することができます。 中性洗剤は、界面活性剤やアルキル硫酸塩などの洗浄成分と、香料や着色料などの添加物で構成されています。界面活性剤は、汚れと水の界面張力を低下させて、汚れを水に溶けやすくする働きがあります。アルキル硫酸塩は、脂肪汚れを分解する働きがあります。香料や着色料は、洗剤に良い香りや色をつけるために加えられています。 革製品のお手入れには、中性洗剤を薄めて使用します。中性洗剤を水で10倍から20倍に薄めて、柔らかい布やスポンジに含ませて、革製品を拭きます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を原液で使用することもできますが、革を傷めないように注意が必要です。中性洗剤を使った後は、水でよく洗い流して、乾いた布で拭きます。
革の加工方法に関すること

再石灰漬けで理解する革製品の品質

再石灰漬けとは何か? 再石灰漬けとは、革を製造する過程において、なめした後にもう一度石灰に漬け込む工程のことです。 この工程は、革の品質を高めるために重要であり、特に、高級な革製品に使用される革には、必ず再石灰漬けが行われています。 再石灰漬けを行うことで、革はよりしなやかになり、耐久性が増します。また、革の風合いも良くなり、高級感が出ます。 再石灰漬けは、革の製造工程の中でも、非常に手間のかかる工程です。そのため、再石灰漬けを行った革は、通常の革よりも高価になります。しかし、その分、品質も高く、耐久性にも優れているので、長く愛用することができます。
その他

革製品に欠かせない言葉『エフアイエス』とは?

革製品に欠かせない言葉『エフアイエス』とは? エフアイエスの意味 エフアイエス(FIS)とは、イタリア語の「Finito in Superficie(表面仕上げ)」の略で、革製品の表面を加工して、風合い、色合い、耐久性などを調整する工程のことです。エフアイエスは、革製品の最終的な品質を決定づける重要な工程で、革の種類や用途によって、さまざまなエフアイエス方法があります。例えば、革を染色したり、型押しをしたり、ワックスを塗布したりするなどが、エフアイエスの一例です。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『石灰斑』について

革製品の用語『石灰斑』について 石灰斑とは何か? 石灰斑とは、革の表面にできる白い斑点のことです。革のなめし工程で、石灰を使用することで、革に含まれるタンパク質が分解されて石灰石となることで発生します。石灰斑は、革の表面に白い粉末状のものが付着しているように見え、革の美観を損なうだけでなく、革の強度を低下させることもあります。 石灰斑の原因 石灰斑の原因は、革のなめし工程で、石灰の使用量が多すぎたり、なめし時間が長すぎたりすることが挙げられます。また、革のなめし工程で、石灰が均一に行き渡らなかったり、革の乾燥が不十分だったりすることも、石灰斑の原因となります。 石灰斑の防止方法 石灰斑を防止するためには、革のなめし工程で、石灰の使用量を適正にし、なめし時間を適切にすることが大切です。また、革のなめし工程で、石灰が均一に行き渡るようにすることが大切です。 石灰斑の除去方法 石灰斑を除去するには、まず、革の表面を柔らかい布で乾拭きします。その後、革の表面に専用の石灰落としを塗布し、しばらく放置します。その後、革の表面を柔らかい布で拭き取ります。石灰落としを使用する際は、革の変色や傷つきを防ぐため、必ず、革の裏側で試してから使用してください。石灰斑は比較的除去しやすい汚れですが、頑固な場合は、専門のクリーニング業者に依頼する必要があります。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語:EU靴エコラベル

EU靴エコラベルとは、ヨーロッパ靴工業会連合(CEC)によって2013年に制定された、靴の環境負荷を評価するエコラベル制度です。靴製造時に使用される原材料、製造工程、靴の寿命、廃棄後のリサイクル性など、靴のライフサイクル全体を考慮して評価され、一定の基準を満たした製品にのみこのラベルが付与されます。2021年6月までに、3,000万足以上の靴にEU靴エコラベルが付与されています。 靴には革、ゴム、布など様々な素材が使われるため、製造過程で発生する環境負荷も異なります。EU靴エコラベルは、靴の素材や製造工程を最適化することで、環境負荷を軽減することを目的としています。EU靴エコラベルを取得した靴は、通常の靴よりも環境負荷が少なく、持続可能な製品であると消費者から評価されています。