革の加工方法に関すること

革製品用語辞典『塩基度』

革製品用語辞典『塩基度』 革製品の用語辞典として、今回は「塩基度」について解説します。 塩基度の定義 塩基度は、革のアルカリ度を表す指標です。革は、動物の皮膚をなめして作られるため、タンパク質を多く含んでいます。タンパク質は、アルカリ性物質と反応して「塩基性塩」を生成します。この「塩基性塩」の量が多いほど、革の塩基度は高くなります。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『硫化水素』について

硫化水素とは何か? 硫化水素とは、硫黄と水素からなる無機化合物です。化学式はH2S。無色透明の気体で、強い悪臭があります。体内に取り入れると、呼吸器系や神経系に深刻な影響を及ぼす有毒ガスでもあります。自然界では、火山ガスや温泉、埋立地などから発生します。また、石油精製や天然ガスの抽出、製紙、皮革なめしなどの工業プロセスでも発生します。
レザーケアに関すること

革製品を美しく仕上げるリグロインとは?

リグロインとは? リグロインとは、石油を蒸留して作られる炭化水素系溶剤の一種です。 引火点が高く、常温常圧で液体であるため、油汚れやグリース汚れを落とすために使用されます。また、革製品の洗浄や仕上げにも使用され、革に光沢を与え、防水効果を高める効果があります。 リグロインは、石油を蒸留して作られた炭化水素系溶剤の一種です。引火点が高く、常温常圧で液体であるため、油汚れやグリース汚れを落とすために使用されます。また、革製品の洗浄や仕上げにも使用され、革に光沢を与え、防水効果を高める効果があります。
その他

REACHとは?知っておきたい革製品の用語

REACHとは、Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicalsの略称で、化学物質の登録、評価、認可、制限に関する欧州連合(EU)の規制です。有害物質による人間の健康と環境への影響を軽減することを目的としています。革産業においては、REACHは革の生産や加工に使用される化学物質の規制に適用されます。 REACHは2007年に施行され、EU加盟国やEU圏内で販売されるすべての化学物質がREACHの規制の対象となります。革産業においては、REACHは革の製造や加工に使用される化学物質、例えばクロム、アルデヒド、染料、仕上げ剤などが規制の対象となります。これらの化学物質は、人体や環境に有害な影響を与える可能性があるため、REACHでは使用が制限されています。 REACHは、革産業にとって重要な規制であり、革の生産や加工において使用される化学物質の安全性と環境への影響を低減するために重要な役割を果たしています。
革の加工方法に関すること

革製品の丸組みについて

丸組みとは、革製品を作る際に使用される伝統的な技法であり、革を円形に重ね合わせて縫い合わせ、丈夫で耐久性のある製品を作り出す方法です。この技法は、バッグや財布、靴などの様々な革製品に使用されており、革の持つ自然な風合いを活かしながら、高い強度と耐久性を備えた製品を作り出すことができます。 丸組みは、まず革を裁断して円形に重ね合わせ、革の端を縫い合わせます。そして、縫い合わせた革をさらに重ねて縫い合わせ、円形を維持しながら製品の形を整えていきます。このプロセスを繰り返すことで、革の層が重なり合って厚みを増し、丈夫で耐久性のある製品が完成します。 丸組みは、革の厚みや重ねる枚数によって、製品の強度や耐久性を調整することができます。また、革の種類や色を組み合わせることで、様々なデザインの製品を作り出すことができます。丸組みは、革の持つ自然な風合いを活かしながら、丈夫で耐久性のある製品を作り出すことができる伝統的な技法であり、現在でも多くの革製品に使用されています。
革の種類に関すること

革のテクスチャー、スコッチグレインって何?【豆知識】

スコッチ グレインとは? スコッチグレインレザーは、その独特の凹凸のある表面が特徴で、スコッチウィスキーに似たことから名付けられました。この革は、通常、キズや汚れを隠すために、表面をやすりがけして作られます。スコッチグレインレザーは、耐久性に優れており、長持ちするため、ブーツ、バッグ、財布など、さまざまな革製品に使用されています。スコッチグレインレザーは、傷や汚れが目立ちにくいので、カジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで、幅広く活躍する革素材です。また、お手入れが簡単なので、長く愛用することができます。
その他

革製品の用語:国際原皮、革業者協会

国際原皮、革業者協会とは 国際原皮、革業者協会とは、国際的に原皮と革の取引を行う企業や団体を会員として発足した組織です。「国際なめし革評議委員会(International Council of Tanners)」の略称で「ICTC」と呼ばれています。原皮と革の取引に関連する問題や課題を話し合い、解決策を模索するために活動しています。ICTCは、原皮や革に関する情報を収集・提供し、原皮や革の品質を向上させるための研究にも取り組んでいます。また、ICTCは、原皮や革の取引に関する国際的なルール作りにも参加しています。 ICTCは1947年にフランスのパリで設立されました。2016年現在、ICTCには世界40カ国以上の企業や団体が加盟しています。ICTCの事務局はベルギーのブリュッセルにあります。 ICTCは、原皮や革の取引に関連する多くの活動を展開しています。その主な活動は以下の通りです。 原皮や革の取引に関する情報を収集・提供する。 原皮や革の品質を向上させるための研究を行う。 原皮や革の取引に関する国際的なルール作りに参加する。 原皮や革の取引に関するセミナーやワークショップを開催する。 ICTCは、原皮や革の取引を行う企業や団体にとって重要な組織です。ICTCの活動は、原皮や革の取引の円滑化や、原皮や革の品質の向上に貢献しています。
レザーグッズに関すること

革製品の用語『ストレッチャー』とは?

ストレッチャーとは、革製品の用語で、革を伸ばして成形する道具のことです。 革を伸ばすことで、シワやたるみをなくし、より滑らかな表面に仕上げることができます。ストレッチャーは、革製品の製造過程において重要な道具であり、様々な種類のものがあります。 最も一般的なストレッチャーは、平らな金属製の板にハンドルが付いたものです。このタイプは、比較的安価で扱いやすいため、多くの革製品メーカーで使用されています。また、ローラーが付いたストレッチャーや、真空式ストレッチャーなど、より高度なストレッチャーもあります。 ストレッチャーの使い方は、革をストレッチャーに挟んでハンドルを回すだけです。そうすると、革が少しずつ伸びていきます。革の厚さや硬さによって、必要な伸びの量は異なります。革が十分に伸びたら、ストレッチャーから外して、成形したい形に整えます。 ストレッチャーは、革製品の製造過程において重要な道具ですが、あまり知られていません。しかし、この道具がなければ、滑らかで美しい革製品を製造することはできません。
革の種類に関すること

革製品の用語『ライニング』とは?

ライニングとは? ライニングとは、バッグや靴、財布などの内側に張られる生地のこと。革や布などさまざまな素材が使用され、バッグであれば、バッグの強度を上げたり、中のものを保護したりする役割があります。また、靴の場合は、足にフィット感を高めたり、蒸れを防いだりする役割があります。財布の場合は、お金やカードを保護したり、財布の強度を上げたりする役割があります。ライニングは、バッグや靴、財布の見た目を良くしたり、機能性を高めたりするために重要な役割を果たしています。
革の加工方法に関すること

スプレー塗装とは?革製品の塗装方法について解説

スプレー塗装とは、塗料をスプレーガンで霧状にして吹きつけ、被膜を形成する塗装方法です。スプレーガンは、塗料を霧状にして吹きつけるための道具で、空気圧や電気圧を利用して塗料を霧状にします。スプレー塗装は、刷毛やローラーで塗装するよりも、塗料を均一に塗布することができ、仕上がりがきれいになります。 また、スプレー塗装は、狭い場所や複雑な形状の被膜を塗装するのにも適しています。スプレー塗装は、自動車やバイクの塗装、家具や家電の塗装、工業製品の塗装など、幅広い分野で使用されています。
革の加工方法に関すること

セミアニリン仕上げとは? 革の仕上げ方法のひとつ

オイルスムースレザーとは、セミアニリン仕上げを施した革の一種です。オイルスムースレザーは、革の表面をバフで研磨することで、光沢を消してマットな質感に仕上げています。また、オイルを多めに含ませることで、柔らかくしなやかな風合いが特徴です。オイルスムースレザーは、バッグや財布、靴などのさまざまな革製品に使用されています。 オイルスムースレザーは、革本来の風合いを生かした仕上げであるため、使い込むことでエイジングを楽しめます。また、オイルを多く含んでいるため、耐久性にも優れています。オイルスムースレザーのアイテムは、お手入れをしながら長く愛用することができます。
革の種類に関すること

革製品の用語『骨』について

骨とは、動物の体の中で、体重を支えたり、内臓を守ったりするための硬い組織です。 革製品では、動物の骨を加工して使用することがあります。骨は、骨粉や骨格の形のまま使用されることがあります。 骨粉は、皮革を柔らかくしたり、染色したりする際に使用されます。骨格の形のまま使用される場合は、家具や楽器などの装飾品に使用されることがあります。
レザーグッズに関すること

革製品の用語『原産地証明書』

原産地証明書とは? 原産地証明書とは、輸出された商品の原産地を証明する書類です。輸出国政府の機関または認定機関が発行し、輸出業者または輸出者の代理人が署名します。原産地証明書は、輸入国政府が輸入品の関税やその他の輸入規制を決定するために使用します。また、輸出国政府が輸出国の輸出規制を執行するために使用する場合もあります。 原産地証明書の一般的な内容は、以下の通りです。 * 商品の輸出国 * 商品の輸入国 * 商品の原産地 * 商品の品目 * 商品の数量 * 商品の価格 * 商品の重量 * 商品の包装 * 商品の輸出日 原産地証明書は、輸出業者または輸出者の代理人が、輸出国政府の機関または認定機関に申請して発行してもらいます。申請には、商品に関する情報や輸出に関する情報などを記載した書類を提出する必要があります。原産地証明書が発行されたら、輸出業者または輸出者の代理人は、原産地証明書を輸入国政府の機関または認定機関に提出します。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『ブラッシング』とは?

ブラッシングとは、革製品の表面をブラシで磨く工程のことです。ブラッシングを行うことで、革の表面を滑らかにし、汚れやホコリを落とすことができます。また、ブラッシングは革に栄養を与え、革の寿命を延ばす効果もあります。 ブラッシングを行う際には、まず革製品のホコリや汚れをブラシで払い落とします。その後、革製品に合った専用のブラシで革の表面を磨いていきます。ブラッシングを行う際は、力を入れすぎないように注意しましょう。力を入れすぎると、革を傷つけてしまう可能性があります。 ブラッシングを行う頻度は、革製品の使用頻度によって異なります。革製品を頻繁に使用している場合は、週に1~2回ブラッシングを行うのがおすすめです。革製品をあまり使用していない場合は、月に1~2回ブラッシングを行う程度で十分です。 ブラッシングは、革製品を長持ちさせるために欠かせない工程です。ブラッシングを定期的に行うことで、革製品を常にきれいな状態に保ち、革の寿命を延ばすことができます。
革の加工方法に関すること

革製品のスプレー装置とは?

革製品のスプレー装置は、革製品の表面に保護コーティングや着色剤をスプレーすることによって、革製品を美しく保ち、耐久性を高めるための装置です。市販されているスプレー装置には、主に手動式と電動式の2種類があります。 手動式のスプレー装置は、レバーやボタンを押すことでスプレー液を噴射させる仕組みになっており、電動式のスプレー装置は、モーターの力でスプレー液を噴射させる仕組みになっています。 手動式のスプレー装置は、電動式のスプレー装置よりも安価でコンパクトなため、家庭用として広く普及しています。電動式のスプレー装置は、手動式のスプレー装置よりも高価ですが、均一にスプレー液を噴射することができるため、プロユースとして活用されています。 革製品にスプレーコーティングを施すことで、革製品の表面を保護し、汚れやキズから守ることができます。また、スプレーコーティングを施すことで、革製品の色あせを防ぎ、美しさを保つことができます。
革の種類に関すること

洗い革とは?革製品の魅力と使いこなし方

洗い革とは、生からなめした革を柔らかくするため、水や酵素を使って洗い加工をした革のことです。洗い革は、普通の革よりも柔らかく、シワになりにくいという特徴があります。 洗い革の表面は起毛しており、なめらかで優しい手触りです。洗い革は、バッグや靴、財布などの様々な革製品に使用されています。洗い革製の革製品は、使い込むほどに味が出て、風合いが増していくのも魅力です。 洗い革は、普通の革よりも水に強く、汚れにくいという特徴もあります。そのため、雨の日でも気兼ねなく着ることができます。また、洗い革は軽いので、持ち運びに便利です。
革の種類に関すること

魔法の三つ編みとは?

魔法の三つ編みとは、一般的に知られている三つ編みの形とは違う、簡単にできて崩れにくいヘアアレンジの名称です。マジック三つ編みの特徴は、その見た目がおしゃれで、従来の三つ編みに比べて髪が崩れにくいという点にあります。また、ヘアアレンジの難易度も低いので、初心者でも気軽にチャレンジすることができます。
革の加工方法に関すること

フィニフレックス®とは?艶出しロータリーアイロンの仕組みと特徴

-フィニフレックス®とは?- フィニフレックス®とは、布のツイストを回復させ、シワを取り除くアイロンのことです。金属製の回転式ローラーで衣類を仕上げていきます。ツイストを回復させることで衣類本来の風合いを蘇らせ、シワを伸ばし、衣類をふっくらと仕上げます。 フィニフレックス®は、衣類のケアに重点を置いたロータリーアイロンで、衣類をプレスしてしわを伸ばし、衣類の外観を向上させます。フィニフレックス®は、様々な衣類に対応しており、衣類の生地や種類に合わせて温度と速度を調節することができます。 フィニフレックス®は、衣類のケアに最適なロータリーアイロンであり、衣類をプレスしてしわを伸ばし、衣類の外観を向上させることができます。フィニフレックス®は、様々な衣類に対応しており、衣類の生地や種類に合わせて温度と速度を調節することができます。
レザーシューズに関すること

革製品の用語『こば』を徹底解説!

革製品の用語『こば』を徹底解説! 『こば』とは 『こば』とは、革製品の部品を縫い合わせた後、その縫い目を隠すように塗布する塗料のことです。革製品の「コバ」と聞いて、その部分だけをイメージできる方はほとんどいないのではないでしょうか。その部分は一般的には「ヘリ」と呼ばれており、革製品の端の部分のことを指すことが多いです。 「コバ」は、ヘリの部分を美しく仕上げることで、革製品の全体の印象を決める重要な要素です。コバを丁寧に仕上げることで、革製品は高級感と耐久性を兼ね備えたものとなります。
革の種類に関すること

革の代用品・合成皮革について

合成皮革は、人工的に作られた革のような素材のことです。本革の代替品として使用されることが多く、衣服、靴、家具、自動車の内装など、さまざまな製品に使用されています。合成皮革は、本革よりも安価で、軽量で、防水性や耐久性に優れているのが特徴です。また、動物の毛皮を使用していないため、動物愛護の観点からも注目されています。 合成皮革の製造方法は、主に2種類あります。一つは、ポリ塩化ビニル(PVC)やポリウレタン(PU)などの合成樹脂を基材にして、表面に本革のような模様をつける方法です。もう一つは、繊維を基材にして、表面に樹脂をコーティングする方法です。 合成皮革は、本革よりも安価で、軽量で、防水性や耐久性に優れているため、さまざまな製品に使用されています。また、動物の毛皮を使用していないため、動物愛護の観点からも注目されています。
レザーグッズに関すること

革製品の『吻』とは何か?用途や使い方を解説

革製品の「吻」とは、革製品の縁を保護するために縫製された部分を指します。革製品の端がほつれないようにするための加工であり、同時に、製品の強度を高め、耐久性を向上させる効果もあります。吻は、革製品の種類やデザインによって、その形状や幅が異なります。靴やバッグ、財布など、様々な革製品に使用されており、製品の見た目を整え、全体のデザインを引き締める役割も果たしています。
革の種類に関すること

革製品の用語『甲縫い糸』について

-甲縫い糸とは?- 「甲縫い糸」とは、革製品の甲の部分を縫い合わせるために使用される糸のことです。 甲は足首から履き口までの部分にあたるため、強度が求められ、革製品の中で最も負荷がかかる部分です。その役割から甲縫い糸は、強度や耐久性に優れていることが求められます。 甲縫い糸の素材には、麻、綿、ナイロン、アクリルなどの天然繊維や化学繊維が使用されます。天然繊維は通気性に優れていますが、耐久性は化学繊維に劣ります。一方、化学繊維は耐久性に優れていますが、通気性は天然繊維に劣ります。甲縫い糸を選ぶ際には、革製品の用途や耐久性、通気性などを考慮して、最適な素材を選ぶ必要があります。
革の種類に関すること

革製品の用語『ヨシキリザメ』とは?特徴や利用法をご紹介

ヨシキリザメとは、サメの一種で、その革は革製品に使用されることが多い魚です。ヨシキリザメは、他のサメとは異なり、革が非常に柔らかく、しなやかで、耐久性に優れています。また、ヨシキリザメの革は、独特の光沢があり、高級感があります。 ヨシキリザメは、世界中の熱帯海域に生息しており、主に水深100~200メートルの海域に生息しています。ヨシキリザメは、主に魚食性で、マグロやカツオなどの魚類を主食としています。
レザーシューズに関すること

革靴のしゃこ止めとは?意味や特徴・修理方法を解説!

-しゃこ止めの意味と由来- しゃこ止めとは、革靴のかかと部分の内側に当て布として縫い付けられた補強布のことです。 しゃことは、かかとのことで、かかとを止めるという意味があります。 しゃこ止めの由来は、昔は革靴が非常に高価だったため、靴底がすり減ったら、靴底だけを交換して長く履くことが一般的でした。その際に、かかとの部分だけを交換することが多く、その際に補強のために当て布を縫い付けていたのが始まりと言われています。 現在では、革靴の底は交換せずに、全体を丸ごと交換することが多いため、しゃこ止めはあまり見られなくなりましたが、靴底の修理が必要な場合や、靴のかかとを補強する場合には、今でもしゃこ止めが行われています。