革の種類に関すること 革製品用語『結合組織』とは?
結合組織とは、革の製造に用いられる皮革を構成するコラーゲン繊維を束ねている線維組織です。
コラーゲン繊維は革の強度や弾力性を担っており、結合組織が十分に発達していないと、革が弱く破れやすくなってしまいます。
結合組織は、真皮層に存在するコラーゲン繊維が、密に絡み合って形成されています。
コラーゲン繊維は、タンパク質の一種で、アミノ酸が鎖状に連結してできた構造を持っています。
結合組織は、コラーゲン繊維同士を密着させ、革の強度を高める役割を果たしています。
また、結合組織は、革の弾力性にも寄与しています。
コラーゲン繊維は柔軟性があるため、結合組織が十分に発達していると、革は柔らかくしなやかな状態を保つことができます。
結合組織は、革の製造過程で、鞣しによって形成されます。
鞣しとは、皮革を薬品に漬けて、コラーゲン繊維を安定させる加工のことです。
鞣しによって、コラーゲン繊維が結合組織を介して密着し合い、革が強度と弾力性を獲得することになります。
