岩手の革製品の用語『日本短角種』の意味や由来とは

革製品を知りたい
『日本短角種』の毛色は褐色とありますが、革製品として『ミルクブラウン』とも呼ばれる毛色は日本短角種に当てはまるのでしょうか?

革製品の研究家
毛色がブラウンで、『ミルクブラウン』と呼ばれる革製品があるのは事実ですが、日本短角種とは直接関係していません。約80%の牛が褐色だったのでそう呼ばれています。

革製品を知りたい
では『ミルクブラウン』と呼ばれている革製品は、どの品種の牛から作られているのでしょうか?

革製品の研究家
『ミルクブラウン』と呼ばれる革製品は、日本短角種からではなく、ジャージー種と呼ばれている品種の牛から作られていることが多いです。
日本短角種とは。
「日本短角種」とは、岩手を中心とする地域に分布する在来種にショートホーン種を交配して作られた和牛の品種です。毛色は褐色で、体は和牛の中でも最も大きく、北部を中心に分布しています。
日本短角種の概要

岩手の革製品の用語『日本短角種』の意味や由来とは
日本短角種の概要
日本短角種とは、岩手県を中心に飼育されている牛の品種です。黒毛和種に比べ、体は一回り小さく、 角は短く、上を向き、先端が若干内側に曲がっているのが特徴です。
原産地は、岩手県北東部の久慈市周辺で、17世紀初頭に朝鮮半島から移入されたと伝えられています。江戸時代には労働力として重宝され、明治時代には乳牛としても飼育されるようになりました。しかし、昭和初期以降は、乳牛としての需要が減少し、頭数は減少の一途をたどりました。
ところが、近年、日本短角種の革が注目を集めています。日本短角種の革は、 きめが細かく、丈夫で、しなやかなのが特徴です。また、 独特の風合いがあり、経年変化を楽しむことができます。そのため、高級革製品の素材として人気が高まっています。
日本短角種の生息している地域

岩手の革製品の用語『日本短角種』の意味や由来とは
日本短角種とは、岩手県の北上高地を中心に飼育されている品種の牛のことです。 岩手県内の和牛の約8割を占め、生息域は北上高地を中心に、県北から県東の山間部一帯に広がっています。
日本短角種は、その名の通り、角が短く、体格は小型です。毛色は黒毛和種と同様、黒が多く、性格は穏やかで、飼育しやすい品種です。 短角牛は、岩手の寒冷な気候に適応しており、山間部の急傾斜地での放牧にも適しています。
日本短角種の性質

日本短角種の性質
日本短角種は、非常に丈夫で粘り強い性質を持っています。寒冷地や粗食にも耐えられるよう、体格は小柄で筋肉質です。性格は大人しく、飼育しやすいのも特徴です。繁殖能力も高く、年に1回の子牛を産みます。
日本短角種は、放牧に適しています。草を食べることで、肉質が良くなります。また、病気に強いので、薬剤を使用する必要が少なく、安全な牛肉を生産することができます。
日本短角種の肉は、赤身が多く、きめが細かく、とても柔らかくジューシーです。また、脂肪分が少ないので、ヘルシーな牛肉として人気があります。日本短角種の革は、丈夫で耐久性があり、高級革製品に使用されています。
日本短角種の利用方法

日本短角種の利用方法
日本短角種は、主に食肉用として利用されています。その肉は脂肪が少なく、高タンパク質で低カロリーであることから、健康志向の人々に人気があります。また、日本短角種の皮は、柔らかく丈夫であることから、革製品の材料としても重宝されています。特に、バッグや財布などのファッションアイテムとして人気があります。
日本短角種の革製品は、その独特の風合いと耐久性から、世界中から注目を集めています。日本短角種の革は、牛革よりも柔らかく、軽いのが特徴です。また、水や汚れに強く、傷も目立ちにくいというメリットがあります。このような特徴から、日本短角種の革製品は、長く愛用することができるとして人気があります。
日本短角種の革製品

日本短角種の革製品は、岩手県で生産されている革製品の一種です。日本短角牛は、東北地方原産の牛で、その名のとおり、角が短く、体は小柄です。日本短角牛の革は、薄くて丈夫で、表面にシボ(細かいしわ)があるのが特徴です。このシボが、革製品に独特の風合いを与えています。
日本短角種の革製品は、財布、バッグ、キーケースなどの小物から、ソファ、椅子などの家具まで、幅広く作られています。また、岩手県では、日本短角種の革を使った伝統工芸品も作られており、その一つが「南部鉄器」です。南部鉄器は、岩手県盛岡市で生産されている鉄製品で、その特徴は、鉄に日本短角種の革を巻き付けて作られていることです。日本短角種の革は、鉄製品の表面を保護し、サビを防ぐ効果があります。
日本短角種の革製品は、岩手県の伝統工芸品として、全国的に有名です。また、日本短角牛の革は、海外でも高く評価されており、ヨーロッパやアメリカなどにも輸出されています。
