青革とは?革製品の用語解説

革製品を知りたい
青革とは何ですか?

革製品の研究家
青革とは、クロム鞣しを行い、染色加脂を施していない湿潤状態の革のことです。ウェットブルーと同義に用いられることが多いですが、和装用草履の底革に用いる革を青革といい、主としてクロム鞣しの後、板張り乾燥したものをいいます。

革製品を知りたい
クロム鞣しとは何ですか?

革製品の研究家
クロム鞣しとは、クロム塩を用いて行う鞣し方法のことです。クロム塩は、革のタンパク質と結合して安定した化合物をつくり、革を柔らかくしなやかにするとともに、防水性や耐熱性を高めます。
青革とは。
「青革」とは、クロムなめしを行い、染色や加脂を施していない革のことで、ウェットブルーとも呼ばれます。また、和装用草履の底革に用いる革も青革と呼ばれ、こちらは主にクロムなめしした後、板に張って乾燥させたものを指します。
青革の定義

青革とは、皮革の一種です。 動物の皮をなめして作られたもので、鞣し加工によって、革に柔軟性と耐久性を与えています。青革は、なめし加工の最後に、染色されていないため、革本来の色をしています。革の色は、動物の種類や、なめし加工の方法によって異なりますが、一般的には、茶色や黒、グレーなどが多く見られます。青革は、そのまま使用することもあれば、染色して様々な色にすることもあります。染色の方法は、皮革の種類やなめし加工の方法によって異なります。例えば、クロムなめしの革は、顔料染めが適しています。顔料染めは、革の表面に顔料を塗ることで、色を付ける方法です。顔料染めは、色落ちがしにくく、耐久性が高いのが特徴です。
青革の特徴

青革の特徴
青革はクロムなめし革の一種です。通常のクロムなめし革は青みを帯びた灰色をしていますが、青革はより青みが強いのが特徴です。これは、なめし工程で硫酸を多量に使用することで、革に青みが増すためです。青革は、耐久性と耐水性に優れていることから、靴や鞄、財布などの革製品によく使用されています。また、青革は染色性に優れているため、さまざまな色に染めることができます。
青革の用途

青革とは固く耐久性に優れた革のことで、中世から近世にかけて鎧の材料として広く利用された革の種類です。バケッタ製法という技法で作られます。バケッタ製法は、植物性タンニンを使い、長い時間をかけてなめす製法です。バケッタなめしの革は硬い性質のため、鎧だけではなく、現在では靴のソール材や鞄、ベルトなどにも利用されています。鎧の材料として青革が使われていた時代には、戦闘服の革としても使われるなど、優良な素材として重宝されていました。
青革の製造方法

青革の製造方法とは、革を加工して青革にする一連のプロセスを指します。一般的に、牛革や馬革などの動物の皮を使用し、皮をなめして加工していきます。まず、皮を水に浸して汚れや塩分を除去し、その後、石灰液に漬け込んで毛を取り除きます。毛を取り除いた皮は、植物タンニンやクロム塩などの薬品を使ってなめし、革の強度や柔軟性を高めます。皮をなめした後、革を染色し、青革特有の青緑色に仕上げます。青革の製造方法は、革の品質や用途によって異なる場合がありますが、基本的なプロセスは上記のとおりです。
青革の注意点

青革の注意点
青革は、皮革の表面を染料で染色したものです。染料は皮革の表面に付着しているだけで、皮革の内部まで浸透していません。そのため、青革は表面が傷つきやすくなっています。また、青革は水に弱く、水に濡れると染料が溶け出してシミになることがあります。そのため、青革製品は、水濡れに注意して使用することが大切です。
青革を長く美しく保つために、以下の点に注意しましょう。
・水濡れを避ける。
・直射日光を避ける。
・汚れはすぐに拭き取る。
・定期的にメンテナンスを行う。
青革は、水に弱く、傷つきやすい革です。そのため、青革製品を使用する際には、上記の点に注意しましょう。
