革製品の用語『こば』を徹底解説!

革製品の用語『こば』を徹底解説!

革製品を知りたい

先生、革製品の用語で『こば』って何か教えて欲しいです。

革製品の研究家

『こば』とは、革製品の切り口のことだよ。靴の底部分周辺部の縁回りのことを特に『こば』と呼ぶこともあるね。

革製品を知りたい

なるほど、靴の底の縁回りの部分のことを『こば』って呼ぶんですね。

革製品の研究家

そうだよ。革製品の製作では、革の切り口を『こば』または『へり』とも呼ぶんだよ。

こばとは。

革製品の用語「コバ」とは、靴の場合は、かかとは除いて、底の部分の周りの縁のことであり、これを「シングルエッジ」と呼んでいる。かかとも含め、靴の周りを縁取る部分を「ダブルエッジ」と呼んでいます。革製品の製作では、革の切り口をコバ、あるいはヘリと呼ぶ場合もある。

『こば』とは

『こば』とは

革製品の用語『こば』を徹底解説!

『こば』とは

『こば』とは、革製品の部品を縫い合わせた後、その縫い目を隠すように塗布する塗料のことです。革製品の「コバ」と聞いて、その部分だけをイメージできる方はほとんどいないのではないでしょうか。その部分は一般的には「ヘリ」と呼ばれており、革製品の端の部分のことを指すことが多いです。

「コバ」は、ヘリの部分を美しく仕上げることで、革製品の全体の印象を決める重要な要素です。コバを丁寧に仕上げることで、革製品は高級感と耐久性を兼ね備えたものとなります。

靴の『こば』の種類

靴の『こば』の種類

靴の「こば」には、大きく分けて3つの種類があります。その3種類とは、マッケイ式、グッドイヤーウェルト式、ノルベジェーゼ式です。

マッケイ式は、最もシンプルな構造で、中底と靴底を直接縫い合わせる製法です。この製法は、比較的安価なので、カジュアルシューズやスニーカーによく用いられます。

グッドイヤーウェルト式は、マッケイ式よりも複雑な構造で、中底と靴底の間にウェルトというパーツを挟んで縫い合わせる製法です。この製法は、耐久性と防水性に優れているので、ビジネスシューズやドレスシューズによく用いられます。

ノルベジェーゼ式は、グッドイヤーウェルト式よりもさらに複雑な構造で、中底と靴底の間にウェルトとコルクというパーツを挟んで縫い合わせる製法です。この製法は、クッション性と耐久性に優れているので、トレッキングシューズや登山靴によく用いられます。

『こば』の役割

『こば』の役割

革製品の用語『こば』を徹底解説!

革製品を購入する際、よく耳にするのが『こば』という用語です。この『こば』とは、革製品の端の部分を指します。革製品は、一枚の革を折り重ねたり、縫い合わせたりして作られます。その際、革の端の部分が折り重なったり、縫い合わされたりします。この部分が『こば』と呼ばれています。

『こば』は、革製品の見た目や耐久性に大きな影響を与えます。『こば』をきれいに処理することで、革製品の美しさを引き立て、耐久性を高めることができます。『こば』の処理には、さまざまな方法があります。『こば』を折り曲げたり、ステッチで縫ったり、専用の機械で圧着したりするなど、革製品の種類や用途によって適した処理方法が異なります。

『こば』の修理

『こば』の修理

『こば』の修理

革製品が長年使用されていると、『こば』の部分がすり減ったり、ひび割れたりすることがあります。このような場合、『こば』を修理する必要があるでしょう。『こば』の修理は、専門の革職人に依頼するのが一般的ですが、簡単な修理であれば、自分で行うことも可能です。

『こば』を自分で修理する場合は、まず、修理する『こば』の部分をきれいにします。汚れやホコリを落としたら、サンドペーパーで表面を軽くやすりかけます。やすりがけが終わったら、革用の接着剤を『こば』に塗布し、新しい革を貼り付けます。貼り付けた革は、しっかりと押さえつけて、接着剤が乾くのを待ちます。接着剤が乾いたら、余分な革を切り取り、完成です。

革製のアイテムを修理することは、地球に優しいことでもあります。革製品は、品質が良く、長く使用できるため、買い換える必要がありません。また、修理することで、アイテムに愛着が湧きます。革製品を修理することで、環境と財布に優しい選択をすることができます。

『こば』を自分でケアする方法

『こば』を自分でケアする方法

-『こば』を自分でケアする方法-

革製品の『こば』とは、革の端の部分のこと。バッグや財布、靴など、あらゆる革製品に使用されている。美しい『こば』は、革製品の高級感や耐久性を高めてくれるもの。しかし、『こば』は意外とデリケートな部分でもあり、お手入れを怠るとひび割れや破損の原因となってしまう。

そこで、ここでは『こば』を自分でケアする方法をご紹介する。

1. 汚れを落とす

まずは、『こば』に付いた汚れを落とすことから始めよう。汚れを落とすには、乾いた布や柔らかいブラシを使うとよい。強くこすりすぎると『こば』を傷つけてしまうので注意しよう。

2. 『こば』を保湿する

汚れを落とした後は、『こば』を保湿する。保湿には、クリームやローションなどを使用する。専用のケア用品を使うのがベストだが、なければハンドクリームやワセリンでも代用できる。クリームやローションを『こば』に塗ったら、乾いた布で拭き取って余分な油分を落とす。

3. 『こば』を保護する

最後に、『こば』を保護する。保護には、コーティング剤やスプレーなどを使用する。コーティング剤やスプレーを『こば』に塗ると、防水性や耐久性を高めることができる。

『こば』のケアは、意外と簡単だ。しかし、『こば』をケアすることで、革製品の寿命を延ばしたり、高級感を保ったりすることができる。ぜひ、今回紹介した方法を参考にして、『こば』をケアしてみてほしい。

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