革製品の用語『車ぎし』について
革製品を知りたい
『車ぎし』という革製品の用語について教えてください。
革製品の研究家
車ぎしとは、ハンドバッグの口金部品の慣用的な呼び名で、要(かなめ)とも呼ばれます。
革製品を知りたい
車ぎしの役割は何ですか?
革製品の研究家
車ぎしは、二本の枠の下端同士を接続するためのリベットのことで、扇の要と同様に、枠が扇状に開くための支点になります。
車ぎしとは。
革製品の用語『車ぎし』とは、バッグの口金部の部品を指す慣用的な呼び名です。また『要(かなめ)』とも呼ばれています。二本の枠の下部を接続するためのリベットを指し、扇子の要と同様に、枠が扇状に開くための支点となっています。
車ぎしとは何か
車ぎしとは、革製品の表面にできる小さなひび割れのこと。使用による摩擦や紫外線によるダメージが原因で発生することが多い。
表面にできる小さなひび割れなので、革製品を使用している時に気が付きにくいのが特徴。しかし、放っておくとひび割れが広がり、革製品の見た目が悪くなったり、耐久性が低下したりする可能性がある。
車ぎしが発生したら、早めに革専用の保湿クリームを塗って予防することが大切。車ぎしの広がりを抑え、革の耐久性を維持することができる。
革製品を長持ちさせるためには、日々のケアが重要である。車ぎしを予防するためにも、定期的に革専用の保湿クリームを塗ってケアすることが大切である。
車ぎしの役割
車ぎしとは、革製品の端を縫い合わせる際に用いられる技法のことです。革製品の強度を高めるとともに、ほつれを防ぐ効果があります。
車ぎしの役割は、革製品を丈夫にすることです。革製品は、使用していくうちにどうしても端が摩耗したり、ほつれたりしてしまいます。車ぎしをすることで、革製品の端を補強し、強度を高めることができます。
また、車ぎしは、革製品のほつれを防ぐ役割もあります。革製品の端がほつれてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、革製品の強度も低下してしまいます。車ぎしをすることで、革製品の端をしっかりと固定し、ほつれを防ぐことができます。
車ぎしは、革製品を丈夫にするための重要な技法です。革製品を使用する際は、車ぎしがしっかりと施されているかを確認することが大切です。
車ぎしの種類
車ぎしとは、革製品の縁部分を保護するための加工のことです。本革製品のセム革やコードバン、ステアなどの革に車ぎしが施されている場合が多く、耐久性を高めるとともに、革の厚さを均一にする効果があります。以下では、車ぎしの種類を紹介します。
・銀車ぎし革の床面(銀面の裏側)に車ぎしを施したものです。一番オーソドックスな車ぎしの種類といえます。
・床車ぎし革の表面(床面)に車ぎしを施したものです。都内にある銀座の革製品専門店のオリジナル車ぎしとして有名で、床車ぎしと呼ぶこともあります。
・ヘリ返し革の切り口を革本体に折り込んで、内側に縫い付ける加工方法です。革製品の美観を損なうことなく、耐久性を高めることができます。
・ヘリ塗り革の切り口に塗料を塗布して仕上げる加工方法です。革製品の美観を損なうことなく、耐久性を高めることができます。
車ぎしの取り付け方
車ぎしとは、革製品の角や縁に沿って縫い付けられる装飾的な縁取りのことです。車ぎしは、革製品の見た目を美しくするだけでなく、革の端を保護する役割も果たします。車ぎしを取り付ける方法は、以下の手順になります。
1. まず、革製品の角や縁をきれいに整えます。
2. 次に、車ぎしに使用する革を、革製品の角や縁の長さに合わせてカットします。
3. カットした車をぎしに、革製品の角や縁に沿って接着剤を塗ります。
4. 接着剤が乾いたら、革製品の角や縁に車ぎしを縫い付けます。
5. 最後に、車ぎしの端をきれいに整えます。
車ぎしを取り付ける際は、以下の点に注意しましょう。
* 車ぎしは、革製品の角や縁に沿って均等に取り付けます。
* 車ぎしの端は、きれいに整えます。
* 車ぎしを縫い付ける際は、しっかりと縫い付けます。
車ぎしを取り付けることで、革製品の見た目を美しくし、革の端を保護することができます。
車ぎしの修理方法
車ぎしとは、革製品の表面にできるひび割れのことで、革の伸縮性に問題が生じた結果、革が亀裂を起こした状態を指します。車ぎしは、革製品を長年使用したり、誤ったケアをしたりすることで起こることがあります。車ぎしを修理するには、専門の修理業者に依頼するのが最も確実ですが、自分で修理することも可能です。
車ぎしを自分で修理するには、まず車ぎしの部分を革用クリーナーで汚れや埃を落とします。その後、車ぎしに革用コンディショナーを塗布し、革を柔らかくします。コンディショナーを塗布したら、車ぎしの部分を革用パテで埋め、パテが乾燥するまで待ちます。パテが乾燥したら、サンドペーパーで車ぎしの部分を滑らかに整え、最後に革用ワックスを塗布して仕上げます。
車ぎしを自分で修理する際は、革の特性に合わせて適切な手順を踏むことが大切です。また、車ぎしの程度によっては、自分で修理することが難しい場合もあります。その場合は、専門の修理業者に依頼することをおすすめします。