革の種類に関すること

革製品の用語『オセイン』とは?

革製品の用語『オセイン』とは? オセインとは、革を加工する際に使用される物質の一種です。 革を作るために動物の皮をなめす際に、なめし剤として使用されます。なめし剤とは、皮を柔らかくしなやかにするための薬剤のことです。オセインは、動物の骨や皮膚、腱などのコラーゲンを抽出して精製したものです。コラーゲンは、動物の体を構成するタンパク質の一種です。なめし剤としては、オセインの他に、クロムやアルミニウムなどの金属塩が使用されることもあります。オセインは、古くから革なめしに使用されており、天然由来の素材であるため、安全性や環境への配慮の面からも注目されています。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『ユニドー』ってなに?

ユニドーとは、革産業において革の表面に顔料系の着色物質を特殊な風合いで仕上げる加工法のことです。その仕上がりは、革表面に細かいシボやシワといった表情が出て、使い込むほどに味わい深く変化していくのが特徴です。ユニドー加工は、革の風合いを残しつつ、耐久性や防水性を高める効果もあります。革の表面をサンドペーパーやワイヤーブラシなどで擦って、毛羽立たせた状態にしてから、顔料系の着色剤を塗布して仕上げます。 ユニドー加工は、主に牛革や豚革などの比較的手頃な価格の革に対して行われます。高級感があり、傷や汚れが目立ちにくいのが特徴なので、バッグや財布、靴などのファッションアイテムに多く使用されています。また、ソファやチェアなどの家具にも使用されることがあります。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『防炎加工』と難燃加工の違い

防炎加工とは、革製品に防炎剤などを塗布し、燃えにくくする加工のことです。 防炎加工を施した革製品は、通常の革製品に比べて火が付きにくく、燃え広がりにくくなっています。 防炎加工と難燃加工は、どちらも革製品の燃焼を抑える加工ですが、その効果に違いがあります。 防炎加工は、革製品の表面をコーティングすることで燃焼を抑えるのに対し、難燃加工は、革製品の繊維そのものを難燃化することで燃焼を抑えます。そのため、難燃加工の方が防炎加工よりも燃焼を抑える効果が高いと言われています。 防炎加工と難燃加工の違いは、以下の表にまとめました。 | 加工方法 | 効果 | |---|---| | 防炎加工 | 革製品の表面をコーティングして燃焼を抑える | | 難燃加工 | 革製品の繊維そのものを難燃化して燃焼を抑える | 防炎加工と難燃加工のどちらを施すかは、革製品の使用目的や環境によって異なります。火災の危険性が高い場所で使用される革製品には、難燃加工が施されていることが望ましいでしょう。
革の種類に関すること

革製品用語『ロス物』とは

ロス物とは、革製品の製造過程で発生する端切れや余分な革のことです。革製品は、動物の皮をなめして作られますが、動物の皮の形状は一枚一枚異なるため、革製品を作る際には、必然的に端切れや余分な革が発生します。ロス物の特徴としては、サイズや形が不揃いで、傷やシワがある場合が多いことが挙げられます。また、ロス物は、製品として販売される革製品よりも安価で入手できるため、DIYやクラフトの材料として人気があります。
革の種類に関すること

革製品の用語「チック」について

チックとは革の銀面を一定の強さ、一定の深さで繊維を折り曲げてみせる加工方法です。 革の表皮である銀面を一定の強さ、一定の深さで繊維を折り曲げることで、独特の波状または波状のパターンを作成します。この加工は、革に独特の風合いと質感を与えます。チック加工は、主に牛革に施されますが、羊革や豚革など他の種類の革にも施すことができます。この技法は、革を柔らかく、しなやかにするための方法として、何世紀にもわたって使用されてきました。チック加工は、革の表面に凹凸をつけることで、汚れや傷が目立ちにくくなるという利点もあります。
その他

革製品におけるシーアイエフとは?

革製品におけるシーアイエフとは? 革製品におけるシーアイエフとは、シーアイエフクイミカル株式会社が独自に開発した、皮革・人工皮革を主とする素材の表面加工技術である。製造方法は、※1 下処理→※2 塗装→※3 加熱→※4 冷却→※5 柔軟仕上げの5つからなる。その中でも※1 下処理という工程が製品の仕上がりを左右する上で重要である。この工程では皮革にシーアイエフが浸透しやすくするために表面の汚れを落とすことがポイントとなる。シーアイエフを塗布することで、皮革の表面が平滑化され、光沢と風合いが向上するため、高級感のある革製品を製造することができるようである。 ※1 下処理皮革の表面の汚れや油分を除去する工程。 ※2 塗装皮革にシーアイエフを塗布する工程。 ※3 加熱シーアイエフを皮革に浸透させるための加熱処理。 ※4 冷却加熱処理後の皮革を冷却する工程。 ※5 柔軟仕上げ皮革に柔軟性を与えるための仕上げ工程。
革の種類に関すること

革製品の用語『セーム革』

革製品には様々な種類があり、その中でもセーム革は、なめし方によって柔軟でしなやかな手触りが特徴の革です。セーム革の原料は、主に鹿や羊などの皮革を使用し、油や魚介類の油脂を用いてなめすことで、独特の風合いと柔らかな質感を生み出します。セーム革は、吸水性と通気性に優れていて、水に濡れても硬くなりにくいため、水回りでの使用にも適しています。 また、セーム革は磨けば磨くほど艶が増していくため、長く愛用することで風合いが増してくるのも魅力です。セーム革は、その特性から、主に手袋や靴、財布などの小物製品や、研磨材やクリーニングクロスなど工業用製品にも広く活用されています。セーム革は、柔らかく肌触りの良い革として、様々な用途において高く評価されています。
革の加工方法に関すること

革製品の模様付け技法『型染め』のすべて

型染めは、革製品に模様を付ける伝統的な技法のひとつです。模様を染め付けるために、型紙を革に押し当てて模様を転写します。型紙は、金属、木、プラスチックなどの素材で作られており、模様に合わせて様々な形に彫られています。 型染めには、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは、型紙を革に強く押し当てて模様を転写する「打ち抜き型染め」です。もうひとつは、型紙を革に軽く当てて模様を転写する「捺染(なせん)型染め」です。 打ち抜き型染めは、模様を深く彫った型紙を使用し、革を押し抜くようにして模様を転写します。この技法は、革に立体的な模様を付けることができます。捺染型染めは、模様を浅く彫った型紙を使用し、革に軽く当てて模様を転写します。この技法は、革に平らな模様を付けることができます。 型染めは、革製品に様々な模様を付けることができる技法です。模様の種類は、伝統的な文様から、現代的なデザインまで、幅広くあります。また、型染めは、革の色や質感に合わせて、様々な表情を表現することができます。
革の種類に関すること

革製品用語『フロントカット』の徹底解説

フロントカットとは、革製品の断面のデザインを指す言葉です。革製品の断面には、切りっぱなしのものと、斜めにカットしたものがあります。斜めにカットされた断面がフロントカットです。フロントカットは、革製品の耐久性を高め、より洗練された印象を与えることができます。 フロントカットは、革製品のあらゆる部分に使用することができますが、特にベルトや財布、バッグなどの縁の部分によく見られます。斜めのカットは、革製品にシャープでモダンな印象を与えることができます。また、フロントカットは、革製品の耐久性を高める効果もあります。斜めのカットは、革の繊維をしっかりと噛み合わせるため、切りっぱなしのものよりも耐久性が高くなります。 フロントカットは、革製品の美しさと耐久性を高めることができる加工方法です。斜めのカットは、革製品にシャープでモダンな印象を与えることができます。また、フロントカットは、革製品の耐久性を高める効果もあります。そのため、多くの革製品で使用されています。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『カラーマッチング』とは?

革製品の用語『カラーマッチング』とは? カラーマッチングとは、革製品の修理やリペアの際に、傷や汚れなどの部分と全く同じ色合いの革を用意して、補修するという技術のことです。革製品は、使用しているうちに傷ついたり、汚れが付いたりすることがあります。また、経年変化によって、色あせたり、変色したりすることもあります。このような場合に、カラーマッチングを行うことで、傷や汚れを目立たなくしたり、元の状態に戻したりすることができます。
革の種類に関すること

革製品の用語『オファル』について

革製品の用語である『オファル』とは、革表面のシボの大きさが均一にそろい、その間隔が一定であることを言います。シボとは、 革本来のキズやシワなどの自然な風合いによる凹凸のことです。 革表面のシボが均一にそろっていることで、高級感があり美しく、さらに耐久性にも優れています。 具体的に、オファル革は、以下の特徴があります。 ・シボが均一にそろっていること ・耐久性に優れていること ・高級感があり美しいこと また、シボの大きさや間隔によって、さまざまな種類があります。 オファル革は、バッグ、靴、財布、小物など、さまざまな革製品に使用されています。
革の加工方法に関すること

網ドラムがけとは?革製品の用語を解説

網ドラムがけとは、革製品の表面に網状の模様を施す技法のことです。網ドラムがけは、主に牛革や豚革などの革製品に使用されます。網ドラムがけされた革製品は、独特の風合いと高級感があり、人気の高い革製品となっています。 網ドラムがけは、革製品の表面に網状の模様を施す技法です。この技法は、19世紀のフランスで開発されたと言われています。網ドラムがけは、革製品の表面に網状の模様を施すことで、革製品に独特の風合いと高級感を持たせることができます。 網ドラムがけは、革製品の表面に網状の模様を施す技法です。この技法は、革製品の表面を特殊な機械で加工することで、網状の模様を施します。網ドラムがけされた革製品は、独特の風合いと高級感があり、人気の高い革製品となっています。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『かまぼこ』について

かまぼこの使用目的 革製品の用語「かまぼこ」は、革の折り返し部分を指します。かまぼこは、革の端を保護したり、強度を高めたり、美観を向上させたりする目的で使用されます。 かまぼこは、革製品のさまざまな部分に使用されます。例えば、バッグの持ち手、財布のフラップ、靴のタン、ベルトのバックルループなどです。 かまぼこは、革の端を保護する役割を果たします。革の端は、使用していると摩耗したり、ひびが入ったりすることがあります。かまぼこは、革の端を覆うことで、摩耗やひび割れを防ぎます。 また、かまぼこは、革の強度を高める役割を果たします。革の端は、革製品の中で最も弱い部分の一つです。かまぼこは、革の端を補強することで、革製品の強度を高めます。 さらに、かまぼこは、革製品の美観を向上させる役割を果たします。かまぼこは、革の端を美しく仕上げることで、革製品全体の美観を向上させます。
革の種類に関すること

革製品の用語『ヨシキリザメ』とは?特徴や利用法をご紹介

ヨシキリザメとは、サメの一種で、その革は革製品に使用されることが多い魚です。ヨシキリザメは、他のサメとは異なり、革が非常に柔らかく、しなやかで、耐久性に優れています。また、ヨシキリザメの革は、独特の光沢があり、高級感があります。 ヨシキリザメは、世界中の熱帯海域に生息しており、主に水深100~200メートルの海域に生息しています。ヨシキリザメは、主に魚食性で、マグロやカツオなどの魚類を主食としています。
革の種類に関すること

革製品のベルベットとは?

-ベルベットとは- ベルベットとは、パイル織物の一種で、表面に短い毛足があるのが特徴です。 毛足の密度は織り方の違いによって異なり、毛足が短いベルベットは「ベロア」、毛足が長いベルベットは「ビロード」と呼ばれています。 ベルベットは、高級感があり、肌触りが良いことから、衣服やインテリアなどに広く使用されています。また、ベルベットは、光沢感があり、ドレープ性に優れていることから、カーテンやテーブルクロスなどの装飾品としても人気があります。 ベルベットは、シルク、コットン、ウールなどのさまざまな素材で作ることができますが、シルク製のベルベットが最も高級とされています。 コットン製のベルベットは、シルク製のベルベットよりも安価ですが、耐久性に優れています。ウール製のベルベットは、シルク製やコットン製のベルベットよりも暖かく、耐久性に優れています。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『パーチメント仕上げ』について

パーチメント仕上げとは 革製品の表面に施される技法の一種で、革の表面をなめらかにし、光沢を出し、高級感を与える仕上げ(=加工)のことです。 革の表面をサンドペーパーで研磨した後に特殊なコーティング剤を塗布し、熱を加えて乾燥させることで、革の表面が滑らかになり、光沢が生まれます。パーチメント仕上げは、本革製品によく使用されており、財布、バッグ、靴など、さまざまな革製品に施されています。 パーチメント仕上げは、革の表面を滑らかにすることで、汚れや傷がつきにくくなり、革製品の寿命を延ばすというメリットがあります。また、光沢のある表面は高級感があり、革製品をより魅力的に見せてくれます。ただし、パーチメント仕上げは、革の表面をコーティングすることで、革本来の通気性が失われるというデメリットもあります。そのため、パーチメント仕上げの革製品は、湿気の多い場所での使用には不向きです。
革の加工方法に関すること

革製品の用語|スタックド ヒール

-スタックド ヒールの意味と特徴- スタックド ヒールとは、靴底に層状に重なったブロック状のヒールのことです。ブロックヒールとも呼ばれます。ヒールが高くなるほど足が長く見えるため、女性に人気のヒールです。また、安定感があり歩きやすいことから、長時間履いても疲れにくいというメリットがあります。 スタックド ヒールのもう一つの特徴は、その独特のデザイン性です。層状に重なったブロック状のヒールは、とても存在感があり、足元を華やかに演出してくれます。また、ヒール部分にカラーや素材を変えることで、さまざまなデザインが楽しめます。 スタックド ヒールは、様々なシーンで活躍してくれる万能なヒールです。結婚式やパーティーなどのフォーマルなシーンはもちろん、通勤や通学などの普段使いにも最適です。また、スタックド ヒールは、どんなファッションにも合わせやすいので、一足持っておくと重宝すること間違いなしです。
革の種類に関すること

革製品の用語『多孔性』とは

革製品の用語『多孔性』とは 多孔性とは 多孔性とは、革製品の表面に小さな穴がたくさんあることを言います。 この穴は、革の製造工程で革の表面をやすりで研磨したり、薬品で処理したりすることで作られます。多孔性のある革は、通気性が良いという特徴があります。これは、革の表面の穴から空気や水蒸気が通過することができるためです。通気性が良いということは、革製品を着用したときに蒸れにくく、快適に過ごすことができるということです。また、多孔性のある革は、柔らかくてしなやかな手触りも特徴です。これは、革の表面の穴が革を柔らかくする働きがあるためです。多孔性のある革は、靴やバッグ、財布などの革製品によく使用されています。
革の種類に関すること

革製品の用語『ルクス』とは?

-ルクスの意味- 革製品の用語としてよく使われる「ルクス」という言葉は、ラテン語で「光」を意味する「lux」に由来しています。革をなめす工程で、なめし剤に染料を混ぜて皮革に色を付けることを「ルクス仕上げ」といい、この工程で染められた革のことを「ルクス革」と呼びます。ルクス革は、染色性の高いクロムなめし革で作られることが多く、鮮やかで発色の良いカラーが特徴です。また、表面に樹脂コーティングを施した「コーティングルクス革」もあり、こちらはより高級感があり、傷や汚れにも強くなっています。
革の種類に関すること

革靴の世界:オックスフォードとは

オックスフォードの誕生  1600年代、英国のオックスフォード大学で学生が履いていた、くるぶしより高く、紐で結ぶ靴は「オックスフォード」と呼ばれ、英国、アメリカの学生の定番の履物となり、1800年代に一般にも広まり、今日ではドレスシューズの定番の靴です。
その他

革製品の用語「ピーピーエム」とは?

ピーピーエムとは、革製品の品質を評価する際に使用される用語です。ピーピーエムは、革の厚さを表す単位で、1ピーピーエムは0.001ミリメートルに相当します。革の厚さは、革の強度や耐久性に影響するため、革製品の品質を評価する際に重要視されます。 ピーピーエムは、革の厚さの平均値を表すため、革の厚さが均一であることが重要です。革の厚さが均一でない場合、革製品の強度や耐久性に影響を与える可能性があります。革の厚さの均一性は、革の製造工程で厳密に管理されています。
革の種類に関すること

革製品の透湿性~汗の快適性を保つ機能性~

透湿性とは、物質が水蒸気を透過させる性質のことです。革製品の透湿性とは、革が水蒸気を透過させる能力のことです。革製品の透湿性は、革の種類やなめし方法、加工方法によって異なります。 一般的に、革の種類の中では、牛革が最も透湿性が高いとされています。また、なめし方法では、クロムなめしよりも植物なめしの革の方が透湿性が高い傾向にあります。さらに、加工方法では、革を薄く加工した革の方が透湿性が高い傾向にあります。 革製品の透湿性は、汗の快適性を保つために重要な要素です。汗をかくと、汗は水蒸気になり、衣服や靴などの繊維を通過して外に排出されます。しかし、革製品の透湿性が低いと、汗の水蒸気が排出されにくくなり、汗が衣服や靴の中に溜まってしまいます。 汗が溜まると、蒸れて不快なだけでなく、雑菌が繁殖しやすくなり、においやかゆみの原因になります。また、汗が溜まって衣服や靴が濡れると、冷えの原因にもなります。 革製品の透湿性を高めることで、汗の快適性を保ち、蒸れやにおい、かゆみを防ぐことができます。革製品を選ぶ際には、透湿性に優れた革製品を選ぶことが大切です。
レザーシューズに関すること

スリッポンとは?その種類や魅力を紹介

スリッポンとは、靴紐やストラップなどの留め具のない、脱ぎ履きしやすい靴です。その名の通り、足を入れるだけで「スルリ」と履けるのが特徴です。スリッポンの歴史は古く、古代エジプトや古代ローマ時代から存在していました。当時は主に労働者や兵士が履いていました。 現代のスリッポンは、様々なデザインや素材で作られています。定番のキャンバス地やレザー製の他、スエードやナイロン製のスリッポンもあります。また、甲の部分にレースやスタッズがあしらわれたお洒落なものも人気を集めています。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『フェルモンガリング』とは

革製品の用語『フェルモンガリング』とは 革製品の用語『フェルモンガリング』とは、植物タンニンとクロムという2種類のタンニンで鞣した革のことです。この製法は、2種類のタンニンの特徴を活かし、革の強度と柔軟性を高めることができます。フェルモンガリングは、ブーツ、バッグ、財布などの革製品によく使用されています。