革の種類に関すること

革製品の用語「ダブル フェース」を徹底解説

さて、「ダブル フェース」とはどのようなものなのか掘り下げていきましょう。ダブル フェースとは、革の表面と裏面を同じ品質に仕上げた革のことを言います。革は通常、表面と裏面で品質が異なります。表面はキズやシワが少ない良質な部分を使用し、裏面はキズやシワが多い低品質な部分を使用します。しかし、ダブル フェースの場合、表面と裏面を同じ品質に仕上げるために、キズやシワが少ない良質な部分のみを使用します。そのため、ダブル フェースは通常の革よりも高価となります。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『フェルモンガリング』とは

革製品の用語『フェルモンガリング』とは 革製品の用語『フェルモンガリング』とは、植物タンニンとクロムという2種類のタンニンで鞣した革のことです。この製法は、2種類のタンニンの特徴を活かし、革の強度と柔軟性を高めることができます。フェルモンガリングは、ブーツ、バッグ、財布などの革製品によく使用されています。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『スタッフィング』について

革製品の用語「スタッフィング」について スタッフィングとは 革製品のスタッフィングとは、革の繊維の間に脂肪や油分を浸透させ、柔らかくしなやかにする加工のことです。 スタッフィングする事で、革は柔軟性が増し、防水性や耐水性も向上します。 また、スタッフィングは革の質感や風合いを変える役割もあります。例えば、クロム鞣しの革は比較的硬いですが、スタッフィングすることで柔らかく仕上げることができます。また、アニリン仕上げの革は、スタッフィングすることでより光沢が出ます。 スタッフィングは、革の仕上げ工程において重要な工程の一つです。スタッフィングの加減によって、革の質感や風合いが大きく変わります。革職人は、革の特性に合わせて適切なスタッフィングを行うことで、美しい革製品を作り上げています。
革の種類に関すること

革製品の用語『動物検疫証明書』とは

日本では、動物検疫法により、海外から動物製品を輸入する際には、動物検疫証明書の提出が義務付けられています。この証明書は、動物とその製品が、動物検疫法の定める基準を満たしていることを証明するものです。 動物検疫証明書は、輸出国の政府機関が発行します。証明書には、動物の種類、年齢、性別、健康状態、輸出国の当局者による検査結果などが記載されます。また、動物製品の場合は、製品の種類、原材料、製造方法、検査結果などが記載されます。 動物検疫証明書は、動物製品の安全性を確保するためには欠かせないものです。証明書を提出することで、動物製品が動物検疫法の基準を満たしていることが証明され、日本国内で安心して流通させることができます。
その他

革製品用語解説:化学的酸素要求量とは?【レザー業界用語講座】

化学的酸素要求量(COD)とは、水中の汚染物質の量を測定するための指標であり、水中の有機物や無機物が微生物によって酸化される際に消費される酸素量のことです。CODは、水質汚染の程度を評価するために広く使用されており、水質基準としても用いられています。 CODの値が高いほど、水中の汚染物質の量が多いため、水質汚染の程度が高いことを示しています。CODの値は、工場や家庭から排出される排水、河川や湖沼の水、海の水など、さまざまな水質を対象に測定することができます。CODの測定方法は、水試料に酸化剤を加えて加熱し、生成した酸素量を測定する方法が一般的です。 CODは、水質汚染の程度を評価するだけでなく、水処理施設の効率を測定するためにも使用されます。水処理施設では、水中の汚染物質を除去するためにさまざまな処理が行われますが、CODの値を測定することで、処理の効率を評価することができます。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『透かし彫り』とは?

革製品の用語『透かし彫り』とは? 透かし彫りとは、革の表面にデザインを彫り、穴をあける技法のことです。透かし彫りの技法は、様々な革製品に使用されており、バッグ、財布、靴、ベルトなど、様々なアイテムで見ることができます。 透かし彫りの技法には、手作業で行うものと、機械で行うものの2種類があります。手作業で行う透かし彫りは、革にデザインを描き、そのデザインに沿って革を彫っていきます。機械で行う透かし彫りは、革にデザインをデータとして入力し、そのデータに基づいて革を彫っていきます。 透かし彫りの技法は、革製品に独特の美しさを与えることができます。また、革製品を軽量化したり、通気性を良くしたりする効果もあります。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品用語『オープニングアップ』とは?

オープニングアップとは、革素材の表面を削り取ることによって革の表面の質感を変える加工方法のひとつです。 革の銀面をサンドペーパーなどで研磨して、表面を滑らかにしたり、模様をつけたりする手法です。 この加工によって、革の表面の風合いを変化させ、革製品に独特の表情や風合いを持たせることができます。オープニングアップされた革は、滑らかな肌触りと光沢があり、高級感あふれる印象を与えます。
革の加工方法に関すること

革製品の用語『ブチルアルコール』について

革製品の用語『ブチルアルコール』について 革製品の用語としてよく使われる『ブチルアルコール』について解説します。 ブチルアルコールとは? ブチルアルコールとは、化学式C4H9OHで表されるアルコールの一種である。一般的に溶媒、抽出剤、洗浄剤、染料、燃料として使用される。また、ゴム、プラスチック、コーティング剤、合成皮革などの製造にも使用される。 ブチルアルコールは、発火しやすい可燃性液体であり、引火点が約28℃である。また、毒性があり、皮膚や粘膜に刺激を与える。吸入すると、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状を引き起こす可能性がある。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『塩析』とは?

革製品の用語『塩析』とは? 革製品の用語『塩析』とは、皮革を塩漬けにすることで保存性を高める加工法のことを指します。塩析は、古くから行われてきた伝統的な製法であり、現在でも多くの革製品に使用されています。塩析を行うことで、皮革のタンパク質が変性し、腐敗を防ぐことができます。また、塩析された皮革は、柔軟性と強度が増し、耐久性が高くなります。塩析は、牛革、馬革、豚革など、様々な種類の皮革に使用することができます。
革の種類に関すること

革製品の竜骨とは

革製品の竜骨とは 竜骨とは、革製品の構造を支えるために革と革の間に挟んで縫い合わせた薄い革のことで、芯、芯入り革とも呼ばれる。革製品の強度と耐久性を高める重要な部材だ。竜骨は、牛革、豚革、山羊革など、さまざまな種類の革から作られる。革の厚さ、強度、柔軟性によって、用途に合わせて竜骨が選択される。 竜骨には、以下のような特徴がある。 ・強度と耐久性を向上させる竜骨を使用することで、革製品の強度と耐久性を高めることができる。革製品は、使用しているうちにひび割れや破れが生じる可能性があるが、竜骨を使用することで、これらの劣化を防ぐことができる。 ・革製品の形状を保持する竜骨を使用することで、革製品の形状を維持することができる。革製品は、使用しているうちに型崩れを起こす可能性があるが、竜骨を使用することで、型崩れを防ぐことができる。 ・革製品の高級感を演出する竜骨を使用することで、革製品の高級感を演出することができる。竜骨は、革製品の表面に張りがあり、美しく見える。 竜骨は、革製品の品質を向上させるために重要な部材である。竜骨を使用することで、革製品の強度、耐久性、形状保持、高級感を高めることができる。
レザーケアに関すること

革製品の用語『タルク(ろう石)』のすべて

タルクとは、元素記号が Mg3Si4O10(OH)2 であるケイ酸塩鉱物の一種です。鉱物としてのタルクは、薄い板状の結晶構造をもつ。この板状の結晶構造が、革の表面を滑らかにするのに役立ちます。また、タルクは耐水性と耐油性にも優れているため、革製品の表面を保護するのに最適な材料です。
その他

プロピレングリコールとは?その用途と安全性

プロピレングリコールとは、無色透明で無臭の液体で、わずかに甘い味を持ちます。水と混ざりやすく、グリセリンよりも粘度が低いため、食品や化粧品、医薬品など幅広い分野で使用されています。 プロピレングリコールは、食品添加物として、アイスやキャンディー、ジュースなどの保存料や保湿剤として使用されています。また、化粧品では、ローションやクリーム、洗顔料などの保湿剤や乳化剤として使用されています。さらに、医薬品では、シロップや注射剤などの溶媒や懸濁剤として使用されています。 プロピレングリコールは、一般的に安全に使用できるとされていますが、まれにアレルギー反応を起こす場合があります。また、大量に摂取した場合には、下痢や嘔吐、頭痛などの症状が現れることがあります。
レザーグッズに関すること

革製品の用語『小物革製品』について

小物革製品とは、革素材で作られた、財布や手袋、キーケース、名刺入れ、ベルトなど、身の回りで使用する小さなアイテムのことです。革の風合いを楽しみながら長く使うことができ、使えば使うほど愛着が湧いてくるのが特徴です。 小物革製品は、財布だけでは使い勝手が悪いという方にもおすすめです。複数個をまとめて使えば、シーンや用途に合わせて使い分けることができます。例えば、普段使いにはカジュアルな財布とバッグ、フォーマルなシーンには上品な財布とバッグというように使い分けることで、より便利におしゃれに革製品を楽しむことができます。
革の種類に関すること

パルピーハイドとは?

パルピーハイドとは? パルピーハイドの定義 パルピーハイドとは、紙パルプなどを原料として作られる、木質素材を模した合成樹脂を用いた繊維です。天然パルプを原料とするパルプ繊維と、ポリエステルなどの合成樹脂からなる樹脂繊維の二層構造となっています。紙パルプは、木材を細かく砕いて繊維状にしたもので、パルプ繊維の主成分はセルロースです。一方、ポリエステルは、石油を原料とした合成樹脂で、樹脂繊維の主成分はポリエチレンテレフタラート(PET)です。パルピーハイドは、パルプ繊維と樹脂繊維を混合して作られ、パルプ繊維の風合いと樹脂繊維の強度を併せ持っています。
革の種類に関すること

革製品の用語『クロロホルム』とその特徴

クロロホルムとは? クロロホルムとは、化学式CHCl3で表される有機塩素化合物です。常温常圧では、無色透明で揮発性のある液体です。独特の芳香を持ち、味は甘く、苦い後味があります。クロロホルムは、1831年にドイツの医師、ユストゥス・フォン・リービッヒによって初めて合成されました。リービッヒは、クロロホルムに麻酔作用があることを発見し、1847年に外科手術中に麻酔薬として使用しました。クロロホルムは、その後、エーテルや亜酸化窒素とともに、麻酔薬として広く使用されましたが、心臓毒性があることが判明し、1960年代以降、麻酔薬としては使用されなくなりました。
革の種類に関すること

革製品の用語:ディビディビ

ディビディビとは、アンデス地方原産の豆科の植物です。鞘には多くのタンニンが含まれており、皮革を鞣す材料として用いられます。ディビディビは、アルゼンチン、チリ、ペルー、ボリビアなどの国々で栽培されています。 ディビディビの鞘は、長さ10~20cm、幅2~3cmほどの楕円形で、中に5~8個の種が入っています。鞘は、緑色から黒褐色まで、さまざまな色をしています。ディビディビの種は、硬くて苦いため、食用には適しません。 ディビディビの鞘には、約30~50%のタンニンが含まれています。タンニンは、タンパク質と結合して革を硬くする成分です。ディビディビのタンニンは、革に柔軟性と耐久性を与えるため、皮革製品の製造に広く使用されています。 ディビディビは、靴、バッグ、財布、ベルトなどの皮革製品の製造に用いられます。また、家具や楽器の製造にも使用されます。
その他

革製品の用語『HSコード』について

HSコードとは、世界貿易機関(WTO)が定める国際貿易の際の品目分類コードのことです。 品目分類コードは、世界の多くの国で使用されており、貿易統計の作成や関税の賦課など、さまざまな目的で使用されています。 HSコードは、商品を特定のカテゴリーに分類するために使用されます。カテゴリーは、商品がどのように製造されているか、何に使用されているか、またはどのような材料で作られているかなど、さまざまな要因に基づいて決定されます。 HSコードは、世界貿易をより容易かつ効率的にするために不可欠なツールです。HSコードがあれば、各国は互いに何を取引しているかを簡単に追跡することができ、これにより、貿易統計の作成や関税の賦課などが容易になります。
その他

パンクレアチンとは

パンクレアチンとは、膵臓から分泌される消化酵素の混合物のことです。これらは、膵臓の細胞によって生成され、膵管を通って腸へと分泌されます。パンクレアチンには、蛋白質、脂肪、炭水化物など、さまざまな食物を分解する酵素が含まれています。 パンクレアチンの主要な酵素には、アミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼが含まれます。アミラーゼは、でんぷんを分解してブドウ糖に変換する酵素です。リパーゼは、脂肪を分解して脂肪酸とグリセリンに変換する酵素です。プロテアーゼは、タンパク質を分解してアミノ酸に変換する酵素です。 パンクレアチンは、膵臓がダメージを受けている場合や、膵臓の分泌機能が低下している場合に不足することがあります。パンクレアチンが不足すると、食物を消化することができなくなり、下痢や体重減少などの症状が現れます。
革の種類に関すること

革製品の用語『メガネカイマン』を徹底解説

メガネカイマンとは? メガネカイマン(Caiman crocodilus)とは、ワニ目ワニ亜目アリゲーター科に属する爬虫類です。別名はめがねワニやメガネガビアルとも呼ばれます。メキシコから南米の北部にかけて生息しており、森林地帯や湿地帯に生息しています。メガネカイマンは、全長約1.5~2.5メートル、体重は10~25キログラムほどです。体色はオリーブグリーンで、頭部には左右に2本の太い黒い筋があり、これが眼鏡のように見えることから、メガネカイマンという名前が付けられました。
革鞣し(なめし)に関すること

革製品の用語『褐変』とは?

褐変とは何か? 褐変とは、革製品の表面が変色する現象です。 革製品は、動物の皮をなめして作られており、皮の表面には油分が含まれています。この油分が経年変化や紫外線などの影響で酸化して変色するのです。褐変は自然な現象ですが、革製品の見た目を損なうため、避けたいと考える人も多いでしょう。褐変を防ぐためには、革製品を直射日光に当てないようにし、定期的にクリーニングや保湿をする必要があります。
革の加工方法に関すること

革製品の絞り染め~伝統の技法から現代の製品まで~

絞り染めとは、布や革などの生地を折りたたみ、縛ってから染料に浸して染める技法です。縛られた部分は染料が浸透せず、白く残ることで独特の模様が生まれます。絞り染めは、インドや日本など、世界各地で古くから行われてきた伝統的な技法です。 絞り染めの方法は、まず生地を折りたたんだり、縛ったりして染料が浸透しないようにします。そして、染料に浸したり、染料を塗ったりして染色します。最後に、縛りをほどいて生地を広げると、絞られた部分に白い模様が現れます。 絞り染めの模様には、様々な種類があります。代表的な模様としては、「絞り亀甲」や「絞り菊」などがあります。また、絞り染めは、布だけでなく、革や紙などにも応用されています。
革の加工方法に関すること

革製品の用語「トリミング屑」について

トリミング屑とは、革製品の製造工程において切り取られ、廃棄される革のことです。この屑は、革の部位や製品の種類によって、その形状や大きさが異なります。例えば、靴の製造工程では、アッパーの部分の革を裁断した際にできる屑や、靴底の革を縫い合わせた際にできる屑などが発生します。また、バッグの製造工程では、持ち手の部分の革を裁断した際にできる屑や、バッグの底の部分の革を縫い合わせた際にできる屑などが発生します。 トリミング屑は、革製品の製造において不可欠なもので、その量を減らすことは困難です。しかし、近年では、トリミング屑を有効利用する取り組みが進められています。例えば、トリミング屑を粉砕して革粉にし、塗料や接着剤の原料として使用したり、トリミング屑をリサイクルして新しい革製品を製造したりする取り組みなどが行われています。
その他

革製品の用語『サンダル』の歴史と種類

サンダルの歴史は古く、古代エジプト時代まで遡ります。当時のサンダルは、パピルスや革で作られており、足を守るための実用的な履物でした。その後、サンダルはギリシャやローマにも伝わり、ファッションアイテムとしても人気を博しました。 サンダルは、様々な種類やデザインがあります。ストラップで足首を固定するタイプ、つま先が開いているタイプ、足全体を覆うタイプなどがあります。また、革、布、ゴムなど、様々な素材で作られています。 サンダルは、夏に履く履物として人気が高いです。通気性が良く、蒸れにくいからです。また、サンダルはカジュアルな服装にも、フォーマルな服装にも合わせることができます。 サンダルは、履くことで足元を涼しく快適に保つことができます。また、サンダルは足を美しく見せる効果もあります。
革の種類に関すること

革製品の用語『無角和種』とは?特徴と産地

無角和種とは、日本原産の黒毛和牛の一種です。 明治末期から大正時代にかけて、海外から黒毛種が輸入されたことに伴い、それまでの在来種と交配が重ねられ、現在の無角和種が誕生しました。無角和種は、その名の通り角がなく、穏やかな性格をしています。 また、飼料の草を消化する能力が高く、粗飼料だけで十分に肉を付けることができます。肉質は、キメが細かく柔らかく、霜降りが入ることで知られています。現在は、北海道や東北地方を中心に飼育されており、日本の牛肉生産の約6割を占めています。